ダマされないための「儲けのカラクリ」 第4回
なぜ電通、博報堂は自社のテレビCMしない?視聴率のカラクリ
文=坂口孝則
これはテレビ以外のメディアが発展したためだ、という単純な理由ではない。たしかに、スマホも大人気だろう。しかし、それなら10年のワールドカップ視聴率が50%を超えることが説明できない。テレビ向けコンテンツよりも、スポーツのライブ配信のほうが、はるかに価値があるのだ。これはテレビのコンテンツ力が低下したと思ったほうが良い。
視聴率は厳密でない。中身のレベルも低下している。視聴者は日々の番組に飽き飽きしだした。それでもテレビの未来ってあるのだろうか?
わざとらしいが、真剣に一言。
テレビ制作現場のみなさん、がんばれ!
(文=坂口孝則)