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欧米各国が「元スパイ」プーチンを理解できない本当の理由

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 しかし、社会生活の中でなら「価値観の違い」のひとことで片付けられることでも、国際政治や外交の世界では時として大きな火種になることは想像に難くない。ジョージ・ブッシュ政権後期以降のアメリカとロシアは、互いに互いを苛立たせ続けてきたが、ロシアに限っていえば必ずしも敵意が先にあったわけではないようだ。

 本書では、プーチンの思想的な土台と行動原理、大統領としての最優先事項などについて「国家主義者」「歴史家」「サバイバリスト」「アウトサイダー」「自由経済主義者」「ケース・オフィサー」という、彼を象徴する6つの側面から解き明かしていく。

 これらの側面を読み解いた時、2014年のクリミア危機や第二次チェチェン紛争など、プーチンの大統領在任中に起きた出来事について、日本での報道から受けるそれとはまた違った印象を持つにちがいない。

(新刊JP編集部/山田洋介)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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