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※画像:『その節約はキケンです――お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか』著:風呂内亜矢/祥伝社
どうしても欲しいものがあるけれど、節約のために泣く泣く購入を見送った。そんな経験はありませんか?
しかし、本当の節約上手は、欲しいものを手に入れながら貯蓄もできると『その節約はキケンです――お金が貯まる人はなぜ家計簿をつけないのか』の著者、風呂内亜矢さんはいいます。
その秘密が「ラテ・マネー」。
これは、アメリカの資産コンサルタント、デヴィッド・バック氏が定義した、意識せずに使っている「自分にとって実は重要ではないお金」のことです。
必要性を感じていないにもかかわらず、習慣だからと毎日買っている「カフェラテのようなもの」というたとえからきているのだそう。
一杯400円のカフェラテでも1年間飲めば10万円以上の出費になります。習慣で浪費してしまうには惜しい金額ですね。このように、まとまった収入があるのに貯蓄がうまく行かない人のなかには、少額だと気にせずにお金を使ってしまう人がとても多いのだといいます。
風呂内さんは本のなかで、日常生活からラテ・マネーを徹底的に排除し、少額でも大金でも「自分が価値を感じないものに対しては、お金を払わない」というのが非常に重要な指針だと述べています。
ラテ・マネーを減らし本当に欲しいものだけ買うことで、節約へのストレスが減り、貯蓄を続けられることもメリットです。
本書には「自炊にこだわるのはキケン」や「ふるさと納税はキケン」など、これまでの常識を覆すような節約術が多く掲載されています。
節約したいけれど続かない、テレビで紹介されていた節約術を試したけれどうまくいかない。そんなあなたにおすすめの一冊です。(文:ハチマル)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。
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