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ベストセラー『7つの習慣』の息子が書いた『やってはいけない7つの「悪い」習慣』

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ベストセラー『7つの習慣』の息子が書いた『やってはいけない7つの「悪い」習慣』の画像1※画像:『やってはいけない7つの「悪い」習慣』(日本実業出版社刊)

 誰もが物事が上手くいかないということを経験したことがあるだろう。お金、恋人・夫婦関係、仕事…。人生の成功を妨げるそれらの「上手くいかないこと」を、どのように変えればいいのだろうか。

 世界的ベストセラー『7つの習慣』のスティーブン・R・コヴィー氏の息子、デビッド・M・R・コヴィー氏は、人生を妨げる「上手くいかないこと」を7つの罠としてまとめ、とある男性の転落と再起の物語を通して、人生における7つの罠をいかに避けて抜け出すか紹介する本を執筆した。

 それが『やってはいけない7つの「悪い」習慣』(デビッド・M・R・コヴィー、スティーブン・M・マーディクス著、野津智子訳、日本実業出版社刊)だ。

 そもそも「7つの罠」とは一体どんなものがあるのか。それが下記の7つだ。

・夫婦・恋人の関係の罠
・金・借金の罠
・焦点の罠
・変化の罠
・学びの罠
・キャリアの罠
・目的の罠

 たとえば、「夫婦・恋人関係の罠」。夫婦間によくある落とし穴は、既婚独身者になってしまうこと。これは一緒に暮らしているにもかかわらず、生活が一つに溶け合わず、ひとり暮らしのように行動してしまうことだ。

 そして、夫婦が既婚独身者として行動してしまう理由は3つある。

・相手より自分の育った環境のほうが上だと思っている
・考え方の軸を「私」から「私たち」へシフトできていない
・変わるのを渋る、あるいは相手が先に変わったら自分も変わろうと思っている

 これらの問題にありがちなアプローチは、意見の相違を認めた上で、もっと共有し合えるものを探すことだと本書。しかし、重要な問題について意見を合わせられない場合は、うわべだけの生活を送ることになってしまう。

 そして、どんな夫婦でも重要な3つの問題については、意見を一致させなければならないという。

 それは「お金の使い方」「子育て」「家事の分担」だ。

 では、一体どうすれば一致をみるのか。それは、夫婦のあり方や結婚生活についての展望を共有し、夫婦のストーリーを分かち合うことだと本書。

 どんな目標を目指し、ともに歩んでいくのか。どんな思い出をつくるのか。さらに、日々の暮らしの中でどう実現していくか。それぞれ何をする必要があるのか。

 こうしたことを話し合い、意見を一致させていくことで、夫婦間の問題を解決に導いていくのだ。

 気づかないうちに、7つの罠に落ちている可能性があるはず。なかなか抜け出せないと感じていたら、本書からたくさんの生きるヒントをもらえるだろう。
(新刊JP編集部)

※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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