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もし毎日、夕方に1時間、経営者の本を読む時間を確保したら、そうした経営者たちから毎晩1時間話を聞いていることになります。それを一定期間繰り返し行った場合と、まったく行わなかった場合の違いは明らかなのではないでしょうか。
そして、こうした勉強を実践するために、1日のスケジュールもテキパキこなすようになれたら一石二鳥です。
できるだけ楽しみながら継続する
学習を習慣づけるというと、堅苦しく感じるかもしれませんが、楽しめる方法を選んでやっていけばいいのです。難しい資格の準備や研究だけが勉強ではありません。たとえば企業のスキャンダルについて、本を読んだり映画をたくさん観てみるといった方法もいいでしょう。そうした内容のものが、自分が知るべきことについてヒントを与えてくれることもあります。
どんなテーマであっても、はじめは理解しやすい内容のものを選びましょう。「○時間でわかる~」といったタイトルの本や、図解してある本などはわかりやすい本の一例です。そうした本で、基本を確実に理解していきましょう。そのテーマで「しっかりと1、2冊は読んだ」という経験を重ねることが大切です。
難しい本を手に取ると、途端に読むのがイヤになって継続できないこともありますから、無理なく続けられる教材を選びましょう。
学習を習慣づけることからは、さまざまな効果が期待できます。どんなことをどのように学習すべきか考え、試行錯誤することも、自分自身や自分のキャリアと向き合うために大切なことなのです。
(文=松崎久純/グローバル人材育成専門家、サイドマン経営代表)
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