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徳岡晃一郎「世代を超えたイノベーションのために」(11月22日)

人生を豊かにし、富裕層入りするためのキャリアモデル 日常生活に組み込むべきプロセス

文=徳岡晃一郎/経営コンサルタント、多摩大学大学院教授

 このようなプロセスを踏んで、知は創造され、発展していく。これがSECIモデルである。私たちは実は日常生活の中で、無意識的にこのSECIモデルを回しているともいえる。しかし、これを意識的に回す、しかも高質な(S)からスタートし、深く考えて(E)をしているか。広く豊かに(C)をしているか。またじっくり孤独の中で(I)をしているか。むしろ毎日バタバタと過ぎてしまっているのが実情ではないだろうか。

 それゆえ、SECIモデルを意識的に人生の中に組み込むことは、私たちの人生を豊かにし、イノベーションをもたらしてくれるわけだ。SECIキャリアモデルの所以である。次回は、SECIキャリアモデルについて紹介したい。
(文=徳岡晃一郎/経営コンサルタント、多摩大学大学院教授)

徳岡晃一郎/経営コンサルタント、多摩大学大学院研究科長

徳岡晃一郎/経営コンサルタント、多摩大学大学院研究科長

ライフシフトCEO
多摩大学大学院教授、研究科長、フライシュマンヒラード・ジャパン シニア・ヴァイス・プレジデント、多摩大学社会的投資研究所所長

1957年生まれ。東京大学教養学部卒業。オックスフォード大学経営学修士。日産自動車人事部、欧州日産を経て、99年フライシュマン・ヒラード・ジャパンに入社。人事およびコミュニケーション、企業文化、リーダーシップなどに関するコンサルティング・研修に従事。2014年より多摩大学大学院研究科長、2017年ライフシフトを設立、CEOに就任。主な著書に『MBB:「思い」のマネジメント』(共著、東洋経済新報社)『未来を構想し、現実を変えていく イノベーターシップ』(東洋経済新報社)、『人事異動』(新潮社)、『ミドルの対話型勉強法』(ダイヤモンド社)、『人工知能Xビッグデータが「人事」を変える』(共著、朝日新聞出版社)、『しがらみ経営』(共著、日本経済新聞出版社)など他多数。
株式会社ライフシフト

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