ビジネスジャーナル > キャリアニュース > 難しい「優秀な人材獲得」問題  > 3ページ目
NEW
山崎元「耳の痛い話」

難しい“優秀な人材獲得”問題 リーズナブルに解雇できる仕組み必要 新卒一括採用は愚行

山崎元/楽天証券経済研究所客員研究員、マイベンチマーク代表
【この記事のキーワード】, , ,

 とはいえ、学生の側には、「新卒での就職が標準であり、ここから逸脱すると不利なのだ」という刷り込みが少なからずあり、これは優秀な若者が起業を試みる際の心理的なものも含めて「機会コスト」を高めている。新卒でなくてもいい企業に就職できるし、人事上の扱いが不利にならないということなら、若者は起業にも学術研究にも、もっと大胆にチャレンジできる。
 
 社会全体から見ても、就職活動の多様化・柔軟化はメリットが大きい。
(文=山崎元/楽天証券経済研究所客員研究員、マイベンチマーク代表)

山崎元/楽天証券経済研究所客員研究員、マイベンチマーク代表

山崎元/楽天証券経済研究所客員研究員、マイベンチマーク代表

経済評論家。楽天証券経済研究所客員研究員。(株)マイベンチマーク代表取締役。1958年北海道生。1981年東京大学経済学部卒業、三菱商事に入社後金融関係の会社に12回の転職を経て現職。資産運用を中心に経済一般に広く発言。将棋、囲碁、競馬、シングルモルト・ウィスキーなどに興味
評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」

Twitter:@yamagen_jp

難しい“優秀な人材獲得”問題 リーズナブルに解雇できる仕組み必要 新卒一括採用は愚行のページです。ビジネスジャーナルは、キャリア、, , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!