1997年、日本興業銀行(現みずほ銀行)出身の三木谷浩史氏(現楽天グループ会長兼社長)がエム・ディー・エムを設立して、ECモール「楽天市場」運営をスタートさせた。99年に社名を楽天に変更。2000年、株式を店頭市場(現ジャスダック)に公開した。以降、事業分野を拡大していった。04年に楽天野球団を設立してプロ野球球団運営事業に参入。12年から社内の公用語を英語に替えた。15年にショッピングセンター、オフィスビル、マンションで構成される「二子玉川ライズ」に本社移転。21年に社名を楽天グループに変更した。70超の事業を展開し、世界15億超のユーザーが「楽天ID」「楽天ポイント」を利用する「楽天エコシステム(経済圏)」を形成している。