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カード支払額が増えすぎちゃったときの賢い対処法

リボ払い、実はキャッシングやローンより大損!のカラクリ

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今の20代女性は、JCBゴールドカードでは
落とせない。(「同社HP」より)
「GWがあった先月、ついクレジットカードを使いすぎた」という人も多いだろう。そこで今回は、カードを使いすぎて、支払額が予想以上に膨れ上がってしまったときの対処法を紹介しよう。


 貯金がある場合は問題はないが、ない場合の選択肢は2つとなる。1つめは、キャッシングやカードローンで必要額を借りて充当する。2つめは、リボ払いにすることだ。


 ほとんどのクレジットカードには「リボ払い」(正式名称は「リボルビング払い」)という機能がついている。毎月のカードの支払い額をあらかじめ決めておき、その金額をカード会社に毎月支払う方法だ。合計10万円の買い物をしても、リボ払い金額を1万円に設定しておけば、支払い額は1万円で済む。ただし、その支払いは残高が0円になるまで続くことになり、残高には当然金利がつく。


 リボ払いの金額は、残高に応じてカード会社が設定しているケースもあるが、ユーザが自分で決めることができる場合もある。また最近は、あらかじめリボ払いを選択していなくても、カード利用後にリボ払いにできる「後リボ」という便利なサービスもある。支払金額が膨れ上がり、一度に支払えない時などに利用できるわけだ。


 冒頭の質問に戻ろう。手持ちのお金よりもカードの支払い金額が多い、あるいは、カードの支払いをするとその後の生活が危うい、という時はどうすればよいのか?


 2つの選択肢のうち、キャッシングなどでお金を借りるよりも、リボ払いを選ぶ人のほうが多いのではないだろうか。リボ払いの残高に金利がかかることがわかっていても、「キャッシングをするよりは負担が軽そうだし、そもそも借金をするのは避けたい」といった理由だ。


 しかし、「キャッシングやカードローンより、リボ払いのほうが負担は少ない」と考えるのは、実は間違っているというのは意外に知られていない。リボ払いの金利の仕組みが理解されていないためだろう。


 例えば、10万円の買い物をして、毎月1万円ずつリボ払いをする、というケースで考えてみよう。リボ払いの金利はカード会社によって異なり、ほとんどはキャッシングやカードローンの金利よりもわずかに低く設定されている。


「10万円のキャッシング金利が18%であれば、リボ払いの金利は16%に設定する」


といった具合だ。そこで、計算をわかりやすくするために、リボ払い金利を年利15%として、2つを比較してみよう。


トータルの返済額はローンのほうが少ない!


 実際のリボ払いで引き落とされる金額は、設定した支払額+金利分となる。したがって、初回の引き落とし額は1万円+金利となり、この場合の金利は、

 
 ・10万円×15%÷12カ月=1250円


となる。2回目の引き落とし額は、同様に1万円+金利となるが、金利は、リボ払い残高が9万円になっているため、


 ・9万円×15%÷12カ月=1125円


となる。以下、同じように計算すると3回目の金利は1000円、4回目は875円となっていき、10回目で1万円+125円を支払って、リボ払いは終了することになる。そして、この間の金利の合計は6875円となる。