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日本人のお酒離れは本当?酒好きは意外に多い?消費動向アンケートから読み解く

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「Thinkstock」より
 ここ数年、若者の「お酒離れ」が叫ばれ、居酒屋チェーンやアルコールメーカーを取り巻く環境は厳しくなってきている。お酒離れの理由としては、携帯電話など他の娯楽への出費増や自宅での食事を好む「イエナカ志向」、そもそも友人などとグループでお酒を飲む機会の減少という、ライフスタイルの変化などが指摘されている。また、「職場の上司から無理矢理お酒に付き合わされる」など、お酒が持つ負のイメージが、お酒から若者を遠ざけているという指摘も聞こえる。

 その一方、2009年頃からブームとなったハイボールはいまだ強い人気を持ち、同年頃からワインの輸入量と消費量はともに増加傾向にあり、一人で、もしくは友人と自宅でゆっくりとお酒を楽しむ人が増えつつあるという声もある。

 そこで今回、現在人々はどのようなお酒の飲み方/楽しみ方をしているのか、そしてどのようなシチュエーションでお酒を飲んでいるのかを探るべく、インターネット調査最大手・マクロミルの協力の下、全国の1000人にアンケートを実施。この調査結果から、人々のお酒をめぐる行動パターンや本音を見てみよう。

・調査期間:2013年10月23日(水)~2013年10月24日(木)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:マクロミルモニター会員 男性500人、女性500人 合計1000人
・調査結果:以下のとおり

Q1.あなたはどれくらいの頻度で、お酒を飲みますか?(単一回答)

 <回答内容>
 1位:お酒は飲まない 20.2%
 2位:ほぼ毎日 19.5%
 3位:週に3~4回 15.5%
 4位:週に1回 15.4%
 5位:月に1~2回 14.8%
 6位:数カ月に1~2回 6.2%
 7位:年に1~2回 2.9%
 8位:上記以下 5.5%

Q2.あなたはお酒が好きですか? 嫌いですか?(単一回答)

 <回答内容>
 1位:やや好き 33.9%
 2位:とても好き 24.8%
 3位:どちらともいえない 19.4%
 4位:お酒は飲めない 14.3%
 5位:やや嫌い 4.8%
 6位:嫌い 2.8%

Q3.あなたはお酒を飲む時に、どのようなシチュエーションで飲むことが多いですか?(複数回答可)

 <回答内容>
 1位:飲食店で友人と 48.2%
 2位:自宅で家族と 47.7%
 3位:自宅で一人で 45.6%
 4位:飲食店で仕事関係の人と 23.6%
 5位:飲食店で家族と 18.9%
 6位:自宅で友人と 10.4%
 7位:飲食店で一人で 5.3%
 8位:その他 1.5%

Q4.あなたがお好きなお酒、よく飲むお酒の種類は?(複数回答可)

 <回答内容>
 1位:ビール 70.1%
 2位:焼酎 36.1%(内訳:芋15.3%、麦13.8%、その他7.0%)
 3位:ワイン 35.7%
 4位:サワー 34.5%
 5位:カクテル 32.7%
 6位:日本酒 25.7%
 7位:ウィスキー 15.3%
 8位:その他 6.5%

<解説>

 Q1.はアルコールを飲む「頻度」についてである。回答者のうち飲酒しない人が約20%を占めたが、それと同じくらいの割合が「ほぼ毎日」と答えている点が興味深い。5人に1人は毎日欠かさずお酒を飲んでいるということになるが、この結果を多いと見るか少ないと見るかは意見の分かれるところ。また、残りは「週に3~4回」「年に1~2回」などという結果だった。

 Q2.の「お酒が好きですか? 嫌いですか?」では、「やや嫌い」「嫌い」「お酒は飲めない」の合計が約22%で、積極的にお酒を拒否している人の数としては「意外に少ない」という印象を受ける人も多いのではないか。その一方、「どちらともいえない」「やや好き」「とても好き」を合計すると実におよそ全体の8割に及び、多くの人がお酒に対して寛容な向き合い方をしているといえよう。

 また、お酒を飲む時の状況や環境について質問したQ3.では、ほぼ半数の人が「飲食店で友人と」(48.2%)と答え、次いで「自宅で家族と」(47.7%)、「自宅で一人で」(45.6%)も多かった。意外と思われたのが「飲食店で仕事関係の人と」(23.6%)で、やはり「会社の同僚と仕事帰りに一杯」という習慣は減っているのだろうか。

ネット調査最大手マクロミル