RIZAPグループがテスト期間を経て新業態「chocoZAP(チョコザップ)」をオープンしたのは2022年7月。瞬く間に全国チェーンに拡大した。
同社はチョコザップを「コンビニジム」と謳っているが、提供サービスはフィットネスジムの範疇を超え、今やフィットネスジムと美容系サロンなどの複合業態である。トレッドミル、デスクバイク、ショルダープレス、チェストプレス、ラットプルダウン、レッグプレスなどのフィットネスマシンに加えて、マッサージチェア、セルフエステ、セルフ脱毛、セルフネイル、セルフホワイトニング(※1)の機器がそれぞれのサービスを受ける個室に備えられ、一部店舗限定だがゴルフ練習ブースも設置されている(※2)。
※1 ホワイトニングは薬用ホワイトニング剤とブラッシングによる
※2 サービスおよび関連設備は店舗により異なり、取扱いのない店舗もございます。詳し
くはwebサイトの店舗ページ(https://chocozap.jp/studios/search/area)でご確認ください
※サービスは予告なく変更となる場合がございます※ゴルフは一部限定のサービスです
※トレーニングマシン以外のご利用にはアプリからのご予約が必要です
※1枠20分〜(最大2枠)ご予約可能です。メンテナンス時間によりご利用いただけない時間帯がございます
※セルフホワイトニングは2週間に一度程度の使用を推奨します
月額たった2980円(税別)で驚異的な数のサービス
どのサービスもセルフ方式で使用するが、専用のアプリに詳細な使用手順が説明されているので、手元にスマートフォンを置いて未経験者でも不便なく使用できる。
チョコザップの利用は会員制で、会費は月額税別2980円(税込3278円)。開店時間は24時間365日(※3)。この金額で年間を通して時間を問わず通えるが、個室を使用するセルフエステ、セルフ脱毛、セルフネイル、セルフホワイトニング(※1)は予約制である。さらに、一部店舗限定だがドリンクバーが設置され、エスプレッソ抽出製法のコーヒー(ホット、アイス)、マルチビタミンとコラーゲンペプチドの2種類を配合したオリジナルドリンク、植物性たんぱく質素材(エンドウタンパク)を使用したチョコレート風味のプロテイン、この3種類を飲める店舗もある(※4)。
※1 ホワイトニングは薬用ホワイトニング剤とブラッシングによる
※3 一部、テナント規制により24時間営業ではない店舗・休館日がある店舗もございます
※4 サービスおよび関連設備は店舗により異なり、取扱いのない店舗もございます。詳しくはwebサイトの店舗ページ(https://chocozap.jp/studios/search/area)でご確認ください
※サービスは予告なく変更となる場合がございます
※ドリンクバーは一部店舗限定のサービスです。おひとり様1日1杯限定
※トレーニングマシン以外のご利用にはアプリからのご予約が必要です
※1枠20分〜(最大2枠)ご予約可能です。メンテナンス時間によりご利用いただけない時間帯がございます
※セルフホワイトニングは2週間に一度程度の使用を推奨します
ブランドスタートからわずか1年5カ月で会員数トップに
会員数は2024年2月14日時点で112万4000人。同社によると、2022年7月にブランドスタートをし、1年5カ月ほどで日本のフィットネス市場で会員数がトップとなった。会員の属性は、男女比がほぼ半々で、、年齢層は20~30代がメインだが50代以上も30%程度を占める(※5)。
※5 自社調べ。在籍会員数を公表しているスポーツジム上位6社の2023年8月〜9月開示分IR資料との比較。(2023年11月調べ)
詳細はこちら(https://lp.chocozap.jp/note-03/)
全国1370店、すべて直営のわけ
チョコザップが対象に想定しているのは、運動初心者だ。チョコザップを展開するRIZAPグループ広報部の小林大氏は、こう説明する。
「全人口に対するフィットネスクラブやジムに通う人口割合である“フィットネス参加率”は、欧米の約21%に対して日本は約3.3%にすぎません。チョコザップは、普段運動をする習慣がないとか、ジムに通ったことがないとか、ジムに通ったことがあるけれども続かなかったというような方々を対象にして、裾野を広げています。筋トレ上級者や本格的な筋トレをしたい方は対象にしていません」
店舗によって異なるが、利用者が多い時間帯は昼前後と夕方以降の場合が多く、ビジネスマンやOLが仕事の合間や帰宅途中に立ち寄っているのだ。軽い運動をするジムなので、服装は普段着で対応できるうえに、靴も履き替えずに入店できるため、着替えやスポーツシューズを持参せずにすむ。言い尽くされた経営の定理だが、ピーター・ドラッカーが説いた「企業の目的は顧客を創造すること」を実践して成果を上げたのである。
店舗数は2024年2月29日時点で全国に1370店。すべて直営である。大手フィットネスチェーンのエニタイムフィットネスやカーブスは、スピード出店の定石であるフランチャイズ展開で店舗網を拡大したが、なぜチョコザップは直営で展開しているのか。小林氏は「チョコザップは常にアップデートをし続けているので、直営の方がそのような変化に対して、スピード感を持って柔軟に対応できるからです」と語る。
直営でありながら、わずか1年半で一気呵成にこれだけの店舗を出店できたのは、各地のパートナー業者との連携も大きな要因だ。店舗面積は平均30~40坪程度で、コンビニエンスストアと同規模である。立地は駅前や住宅街など、お客様の生活圏内に出店しており、会員の60%が1キロメートル圏内、25%が1~2キロメートル圏内に居住している。商圏規模が小さいので、同社は出店の余地は十分にあると見て、2000件以上の物件を調査中だ。
成長の原動力になった要因は、それだけではない。例えば、膨大なデータ分析による科学的マーケティングを実施して、260種類以上のLP(ランディングページ)による検証や8600種類以上のバナー広告、560種類以上のチラシを検証した。あるいは会員IDと連動したライフログの蓄積によるパーソナライズ化されたソリューション提案、DX部門の内製化によるナレッジ資産蓄積・開発速度の向上などデジタル化の推進である。
チョコザップの収支はオープンして1年超は出店コストがかさんで赤字が続いたが、23年11月度から単月黒字を計上して以降は黒字を継続中で、RIZAPグループの通期連結業績の上方修正につながった。
24年に入ってからは計画的に一時出店を抑制し、マシン修理対応の精度や備品の補充、衛生状態など品質強化に注力して、一時的に踊り場をつくって24年4月以降に再び出店を加速する方針だ。店舗数の目標は26年3月期に2800店、27年3月期に3800店を設定している。その後の目標店舗数は1万店舗だが、この店舗数は郵便局(約2万3000店)、セブン-イレブン(約2万1000店)などに次ぐ規模である。
RIZAPグループは中期経営計画(23年3月期~26年3月期)に「chocoZAP事業への成長投資集中によりコア事業へ育成」と表明している。新たな収益源として24年2月、チョコザップの経営基盤を活用した商品プロモーションなどを行う「chocoZAP Partners」を開始した。社会課題解決にも着手。兵庫県養父市や三重県木曽岬町など自治体と連携してコンビニジムを出店して住民の健康増進に取り組んでいるが、このような官民連携コンビニジムを、まずは300店舗出店することを目指している。
入会するなら今!
チョコザップでは4月1日から5月15日までリニューアルキャンペーンを実施中。期間中に入会した方全員に「春キット(※6)」の「フェイスローラー」「フェイスマスク」「エコバッグ」がプレゼントされる。さらに今、入会金&事務手数料無料! 「スターターキット(※7)」の「ヘルスウォッチ」と「体組成計」が月会費のセットに。
※6 一時的に在庫切れが生じる場合がございます。次回入荷までお待ちください
※ 調達状況により店舗での春キットの設置に遅れが生じる場合がございます。期間限定特典「春キット」は店舗でのお受け取り前に退会された場合、店舗へのご入館ができなくなるため、受け取れません
※ エコバッグのデザインは予告なく変更となる場合がございます
※ 画像はイメージです
※ 転売などの不正行為は利用規約違反にあたりますのでご注意ください
※ 初回入会のみ、おひとりさま1セット限り、店舗でのお受け取りとなります
ご入会手続き後、ご利用開始日以降に店舗への入館が可能です。製品は予告なく変更となる場合がございます
※7 初回入会のみ、おひとりさま1セット限り、店舗でのお受け取りとなります。設置に遅れが生じております。設置時期とお受け取りに関する詳細はHP(https://chocozap.jp)とアプリにてご確認ください。広告有効期限終了後のご入会でも特典としてお受け取りできます。アプリへのデータ連携は有料会員の方のみご利用いただけます。一部の機種は、体脂肪率の測定において生体インピーダンス法を採用しない仕様となります。 ご入会手続き後、ご利用開始日以降に店舗への入館が可能です 。製品は予告なく変更となる場合がございます。
(構成=Business Journal編集部)
※本稿はPR記事です。