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東大生なのに就活に失敗する人、三流大から一流企業に入る人、それぞれのパターン

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 今年も就職活動の季節がやってきました。

 就職活動といえば、大学生にとっての一大イベント。悲喜こもごもの就活戦線が毎年繰り広げられています。

 そんな就活で有利に働くものと言われているのが学歴です。しかし、東京大学に通っている学生でも就職ができない人もいます。ここでは、かの東大でも就職活動に失敗する人の特徴を紹介したいと思います。

■「映画会社以外受けたくない」東大生

 「東大生」なのに就職活動を失敗する人で、一番多いのは、「絶対に妥協したくない!」と数社しか採用試験を受けないパターン。

 就職活動では、どんな大学に通っていたとしても、リスクを分散させるために、少なくとも十数社~多い人は何十社も採用試験を受けるのが常識的です。

 でも、「本命」企業以外は絶対に受けたくない!と就活序盤から企業を数社に絞ってしまう「東大生」も。

 なかでも、危険なのが「大手映画会社以外受けたくない」「どうしてもテレビ局のキー局に行きたい」「受けるのは大手新聞社だけ」といった、「マスコミ地獄」にハマるケース。大手マスコミは競争率が非常に高い上、採用人数もほかの企業に比べて少ないことが多いので、たとえ東大生でも落ちることはザラにあります。

 マスコミを志望する際は、ほかの業界にも目を向けて、幅広く採用試験を受けましょう。また、マスコミの華やかなイメージに夢を見て、やみくもにマスコミ街道に走らないことも重要です。

■「コミュ障」東大生

 続いて就職活動を失敗する「東大生」に多いのが、いわゆる「コミュ障」であるパターン。

 日本の企業が新入社員の採用の際に重視するのは「コミュニケーション能力」。「東大生」のなかには、ちょっとした雑談やリップサービス(「御社が第一志望です」などといった嘘をつくこと)が非常に苦手な「コミュ障」が一定数存在します。

 プライドが高すぎるのも彼らの特徴。「東大生なんだからどこにでも入れるだろう」「企業に媚を売りたくない」などといった無用なプライドがあるために、ES(エントリーシート)を人に添削してもらったり、OB訪問を行ったりすることを極度に嫌い、結果として「無い内定」(企業の「内定」が一つもない状態)になってしまうのです。

 いかがでしたか? 就職活動の場では最強のカードと思われがちな「東大生」。

 でも、実際には、「東大生」でも就職活動に失敗し、就職留年する学生はいます。大事なのはやはり、「努力」と「コミュニケーション能力」なのかもしれません。

 就職活動にいそしむ大学生にエールを送る『就活下克上 なぜ彼らは三流大学から一流企業に入れたのか』(山内太地/著、幻冬舎/刊)は、「三流大学」からでも本当に行きたい企業に行くためのノウハウが満載です。

 ちなみに、本書では、「三流大学からでも一流企業に入る方法」として次のようなアドバイスがなされています。

(1)人とまったく違うことをして埋もれない
(2)企業の中の人と直接つながる
(3)上位校の学生とガンガン友達になる
(4)インターンシップに参加する
(5)志望企業に実際に行ってみる
(6)OB訪問をする
(7)大学のキャリアセンターなどを活用する
(8)場数を踏む

 これから就職活動を行う人はぜひ参考にしてみてください。
(新刊JP編集部)

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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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