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廃人寸前…危険なネット中毒に陥る人々、確実な脱出法とは?生活改善や収入アップにも

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「Thinkstock」より
 インターネットにソーシャルネットワーキングサービス(SNS)など、現代人の多くは、いまや日常のほとんどの時間がオンライン状態にある。それが普通であるかのようで、“ネット中毒”となっても自覚しにくい環境になりつつある。

 そんな中、「ネットとの距離感を見直してみてはどうか」と提言するのは、9月に出版された『節ネット、はじめました。』(石徹白未亜/CCCメディアハウス)だ。同書は元“ネット依存者”の目線から、ネット利用時間の節約術を説く1冊だ。具体的には、ネット履歴を洗い出し、「黒ネット」=見たことに対する後悔が大きいもの、「白ネット」=ためになったり面白いもの、「無害」=仕事や生活で必要なもの、の3つにサイトを仕分けし、黒を減らす方法を紹介している。今回は著者の石徹白氏に“節ネット”の極意を聞いた。

●ネット中毒者がネットと距離を置くコツ


--ネット中毒を自覚するためには、どうしたらいいのでしょうか?

石徹白未亜氏(以下、石徹白) 順序が大切です。まずネットの閲覧履歴を見ます。漠然と「とりあえずネットをやめてみよう」と考えるのではなく、「ネット接続生活がこんなにひどいのだから、やめなくてはならない」と発奮する意味で、まず履歴を見たほうがいいのです。「こんなにネットばっかりしているなんて、自分はダメな人間だ」と自分にあきれるのが最初のステップです。

--履歴を洗い出して、黒・白に仕分けするのは面白そうです。

石徹白 当初は私もパソコンからケーブルを外したり、メール以外すべてのネットを見ないようにしてみたのですが、まったく長続きしませんでした。例えば、ネットバンキングを使うことすら禁止したため、家賃を払うにもわざわざ銀行に行って振り込んでいましたので、不便さからストレスを感じていました。また、私はオタク趣味があるのですが、オタク趣味とネットは切り離せない関係なのです。「(イラスト投稿サイトの)pixivを見すぎているな」などと、不毛な気分に陥ることもありますが、趣味に費やす時間はストレス解消にもなりますし、騙しサイトなどに釣られてイライラする、という不毛さよりは数百倍マシだと考えています。

 つまり、ネット利用は「うんざりするもの」と「楽しいもの」、また「生活に必要なもの」があるのです。そこから黒ネット・白ネットの考え方につながりました。まず黒ネットを減らしていき、ネット全部をやめる必要はないと思えば楽になります。また、節ネットは長丁場になるので、もし黒ネットを見てしまっても自己嫌悪に陥らないようにすることが大切です。節ネットする気持ちがなくなることが、最もよくないのです。