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ヨーグリーナ、バカ売れ&出荷停止で話題→今は店頭に溢れている謎…あおり商法疑惑の真相

文=編集部

 では、どのような取り組み・対策を行うことで、供給不足を解消できたのか。

「出荷再開に向けての取り組みとしましては、出荷再開直後の大量の追加注文にもおこたえできるよう、2カ月強の間、出荷を停止させていただき、15年4月の発売時以上に製品をつくりためて、同6月末の出荷再開に向けて準備しました。出荷再開に向けて、およびその後も含めた施策としましては、製造設備の増強です。サントリー食品インターナショナル天然水南アルプス白州工場にて、同5月より本格稼動しました新ラインでヨーグリーナを最大限生産できる体制を敷いていることです。安定供給できるよう、日々の需給を見ながらフレキシブルに製造対応を行っています」

異例のヒット

 
 こうした対策の結果、ヨーグリーナは現在も多くの消費者から愛されている。また、ヨーグリーナのような、天然水ベースにほのかな甘みが感じられる「フレーバーウォーター」は他社商品にも複数存在しているが、サントリー食品が発表している7月15日付ニュースリリース「サントリーウォーターレポート」によれば、フレーバーウォーター市場は10年以降7倍に拡大し、現在では10人に4人以上の人が年に1度以上飲用するまでになっているという。そんななかでも、ヨーグリーナのヒットは抜きん出ている。

「6月末の出荷再開以降も、幅広い世代の方にご愛飲いただいており、現在も非常に好調に推移しております。15年4月の発売から今年の3月9日で、販売数量が1000万ケース(2億4000万本)を突破しました。これは当社調べとなりますが、フレーバーウォーター市場過去最速のペースとなります。今年の1~10月実績における『サントリー天然水』ブランド合計は、対年前年106%と今年も好調に推移しております。ヨーグリーナがその牽引役となっています」

 発売当初とは逆に安定的に店頭に並ぶことで、消費者に親しまれているようだ。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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