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吉野家パニックのソフトバンク「スーパーフライデー」とコラボのサーティワン アイスは神対応

取材・文=増田理穂子/A4studio
吉野家パニックのソフトバンク「スーパーフライデー」とコラボのサーティワン アイスは神対応の画像1サーティワン アイスクリームの店舗(「Wikipedia」より/PoppingShower)

 ソフトバンクが今年10月より展開する、携帯電話サービス開始10周年を記念した顧客還元型キャンペーン「スーパーフライデー」。同社スマートフォン(スマホ)契約者に10月より毎週お得なクーポンが届けられ、それを金曜日に店舗で使用すれば“タダ”で対象商品が食べられるとあって、大変話題になっているキャンペーンだ。

 しかし、そのお得さだけではなく、店舗の混乱ぶりも世間から注目を集めている。

 10月にキャンペーンの対象となった吉野家では、毎週金曜日は都心店舗を中心に大変な混雑となり、ドライブスルーにも普段では見られない行列。クーポンの提示方法がわからない客への対応もあって店内はパニック状態で、2時間待ちの行列をつくる店舗もあったという。

「牛丼並盛」が完全無料となるのはうれしいことだが、ソフトバンクユーザー以外の人にとっては迷惑この上ない話で、SNS上で不満を漏らす店員も散見された。

 そして、11月のキャンペーン対象となったのがサーティワン アイスクリーム。クーポンでレギュラーシングルコーンが無料となるというものだが、吉野家の混乱を踏まえてどういった混雑対策をしたのだろうか。

 サーティワン アイスクリーム広報部は一部メディアに、「吉野家のケースを参考に対応を検討する」と説明していたが、果たしてその効果はあったのだろうか。

 結果を確かめるため、11月の某金曜日に、混雑が予想される時間帯に店舗へ足を運んでみた。

若者の街、渋谷ではやはり大行列ができていたが……

 まず14時頃に訪れたのは渋谷店。センター街とSHIBUYA109の岐路である文化村通りをつなぐ路地の角にある同店だが、さすがアイスクリーム好きが多い若い女性が集まるエリアだけあって、長い行列は文化村通りの歩道にまで達しているといった盛況ぶり。だが、通行人の邪魔にならないよう、歩道の隅でしっかりと整列されているのが印象的だ。

 店内を覗いてみると、その行列は、銀行のATM前などにも設置されるパーティションポールに沿ってジグザグに並んでおり、総距離にすると約30mはあるだろうか。クーポン利用者の手にはスマホが握られ、その画面にはクーポンが映し出されていた。

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