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いつも「一言多い」人の精神構造…常に上に立ちたい型・言い訳型・決めつけ型への対処法

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「Thinkstock」より
 何気ない会話をはずませる“雑談力”がビジネスシーンで注目されているように、コミュニケーションスキルをアップさせたいと感じている人は多い。その一方で、世の中には、余計な一言を発して相手を不快にさせてしまう、いわゆる「一言多い人」も一定の割合で存在する。


 そうした人たちは、なぜ会話のなかで余計な一言をつけ加えてしまうのだろうか。また、余計な一言でイラッとしたときは、どのように対処すればいいのか。全国心理業連合会公認プロフェッショナル心理カウンセラーの浮世満理子さんに話を聞いた。

劣等感から嫌み発言をしてしまうケースも


 まず知っておく必要があるのは、「一言多い人」の心理だ。浮世さんは、「基本的に、一言多い人も相手を傷つけようとか嫌な思いをさせようとしているわけではありません」と語る。

「私は『無意識の悪意』と呼んでいるのですが、余計な一言は、発言者の価値観や感情がポロッと出てしまうのが特徴。それまでうまくコミュニケーションが取れていたのに、本題とは関係ない、配慮を欠いた発言をしてしまい、受け手が『そういう言い方しなくてもいいんじゃないの?』『その一言はいらないよね?』と感じれば、それは余計な一言といえるでしょう」(浮世さん)

 さらに、一言多い人も好きで言っているわけではなく、それで気分がいいわけでもないという。なかには、相手に対してコンプレックスを感じているからこそ、つい言ってしまうケースも多いそうだ。

「たとえば、どんくさい先輩がバリバリ仕事をする後輩に劣等感を抱いている場合、『Aさんって悩みごとがなさそうでいいよね。僕はすぐ落ち込んでしまうから、うらやましいよ』と嫌みを言うことがあります。これはもちろん、受け手にとっては不快だし、言う側もコンプレックスを吐き出すだけなので、すっきりしません。どちらにとっても、やはり『余計』なのです」(同)

 お互いに余計な発言とはいえ、やはりより気分がよくないのは言われた側だ。余計な一言は、受け手が事前に阻止できるものではないだけに、不快な思いを軽減するには「言われたときの対処法」が重要になる。

 そこで、聞き取り調査で集めた実例を基に、具体的な対処法を紹介しよう。

「マウンティング型」にはどう返すのがベスト?


 まず、典型といえるのが「マウンティング型」だ。

「会議で発言したら、同僚から『よくできているじゃないですか、Bさんにしては』と言われた」(28歳、男性)

「上司に『女にしてはがんばっているじゃないか』と言われました。今どきこんな言い方をする人がいるんだ、と絶句」(26歳、女性)

 浮世さんによれば、これらは「自分が優位に立ちたいときによく使われる余計な一言」だという。

「ここには、オフィスや会議の場で『この人は普段、仕事ができない』という印象を周囲に与えたい、という心理が無意識に働いています。男性に多いコミュニケーション方法で、『誰が上で、誰が下か』というポジションをつけて、自分の立ち位置を明確にしようとしている可能性が高いです」(浮世さん)

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