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リニア談合で東京外環道の工事中止…今年、中国人がタワマン一斉売却で不動産バブル崩壊か

文=編集部
リニア談合で東京外環道の工事中止…今年、中国人がタワマン一斉売却で不動産バブル崩壊かの画像1「Thinkstock」より

 2017年はバブルの年だった。年内最後の取引日である大納会を迎えた12月29日の東京株式市場の日経平均株価は前日比19.4円安の2万2764円94銭。前年末の終値から3650円57銭(19.1%)値上がりした。年末の終値として2万円台を超えたのは1991年(2万2983円77銭)以来、26年ぶりのこと。前年を上回るのは6年連続で、バブル崩壊後の連続記録を更新した。

 17年は「仮想通貨元年」と位置付けられる年だった。時価総額1位のビットコインは、1月の1ビットコイン=10万円前後から、12月には一時200万円台と20倍に上昇。2位のリップルは年初に比べて200倍以上に高騰した。日本でビットコインを保有する人は100万人に達した。1億円以上を稼いだ投資家を指す「億(おく)り人(びと)」が続出した。10億円以上稼ぐと「自由億」と呼ばれる。

 また、都心の地価が高騰した。17年分の路線価が32年連続で日本一になった東京都中央区銀座5の「鳩居堂」前は1平方メートルあたりの価格が4032万円。過去最高だったバブル直後(1992年)の3650万円を上回った。

 ビットコインも地価も、投機マネーが流れ込んで価格を押し上げた。

 バブル経済期の伝説的なディスコ「マハラジャ」が17年9月、京都・祇園で復活した。全国各地のマハラジャのなかでも祇園は旗艦店だった。フロアには、バブルの象徴だった「お立ち台」が再現された。

2018年はバブルの崩壊が始まる

 今年、最初にビットコインバブルが崩落する可能性が高い。デンマークの投資銀行大手サクソバンクグループの「大胆予測 2018年版」が公表された。同行は16年末に、「2017年のビットコイン価格は2100ドル以上になる」と予想し、それが現実となるどころか、その10倍近くにまでなった。

 同行の18年のビットコインの価格予想は、17年とは反対に「1000ドルまで大暴落する」という内容だ。ビットコイン価格は6万ドルでピークを迎え、その後、複数の国家が規制に乗り出し、さらに国家として独自の仮想通貨を出すところがあると予想されるため、1000ドル(約11万円)になると見ている。すでに100万円以下にまで急暴落しているが、さらバブル部分が剥げ落ちて、元の水準まで大暴落するという見立てである。一転、「死(し)に人(びと)」が大量に生まれる。

BusinessJournal編集部

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