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レジェンド・王貞治氏「金銭授受擁護」発言に幻滅の声多数! そこには巨人に対する「牽制」があった?

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「AC photo」より

 今世間を大いに騒がせている「野球賭博騒動」。はじめは読売巨人軍の3選手が賭博行為をしていたと発覚し、年が明けてからさらに高木京介投手の賭博が発覚。その後、試合前の円陣、ノック練習での「金銭授受」も明らかとなり、その行為は阪神タイガースなど他7球団でも行われていることが発覚。巨人だけでなく、プロ野球全体が"黒い霧"に包まれている状況となってしまった。

 元プロ野球選手で、現在は辛口評論家としても知られる愛甲猛氏は、野球賭博に手を染めた4選手に関しては「野球を冒涜する行為」と糾弾しつつも、各球団が行っていた「金銭授受」に関しては球界の"伝統"として、集中力を高めるために当然行われるべきことと主張している。この考えに同意するかどうかは別として、知って気持ちのいいものではないのだが......。

 そんな中、今回の騒動に関し物議をかもすような発言をした人物がいる。「世界のホームラン王」にして球界のレジェンド・王貞治氏だ。

 王氏は「やったことは悪いことかもしれない。集中力を高めるためで、ファンを裏切るためにやったわけではない」と今回の騒動について言及。さらに「金銭授受という言葉はきつい表現。使わないでほしい」と語り、プロ野球開幕を楽しみにしてほしいとファンに訴えた。

 大体は愛甲氏と同じ考えなのだろうが、球界の代名詞ともいえる人物の1人だけに、その影響力は大きい。世間もこの発言に一気に飛びついた。

 残念ながら、王氏の言葉をそのまま受け入れない一般人も多い。「金銭授受しなければ集中できないのか」「過去の自分の威光を守ろうと必死なように映る」「きつい表現って、客観的な意見だろ」など、やり玉にあげる声も少なくはないのが現状だ。

「王氏の真意がどうなのかわかりませんが、今回の騒動でプロ野球界の積み重ねてきた光は完全に失われたのは間違いありません。球界を代表する巨人の野球賭博は、全盛時の『ON時代』の輝きにすら影を差す重大な出来事。これまでのプロ野球のメッキが完全にはがれようとしている今、王氏としてもそれを食い止めようとしての発言だとは思います。賭博と、円陣の金銭授受は問題が別だという一般意見も多いですが、そういった金銭授受の行為を軽く考えるから賭博行為が起きたとも考えられる。法に触れる話にもなりかねませんし、難しい問題ではありますよ」(記者)