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【徹底考察】天皇賞・秋(G1) リアルスティール「毎日王冠を使えなかったことは『プラス』か『マイナス』か?答えは『最終追い切り』の中にある」

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riarusuthi-ruyasuda.jpgリアルスティール「競馬つらつら」より

『考察』

 この秋は毎日王冠(G2)から始動予定も、体調面が合わず天皇賞・秋(G1)に直行することになったリアルスティール。

 毎日王冠の最終追い切りでは、この日の一番時計となるタイムを叩きだしていたが、陣営はデイリースポーツの取材に「追い切りの感じと追い切った後の状態を見て決めました。夏負けが尾を引いていて、呼吸が浅く、発汗が悪い。中途半端な状態で出したくありませんし、より万全を期すため、回避します」と回避を決断。

 この一件を受け、天皇賞・秋(G1)に向けては「誤算」と後ろ向きに報じられているようだが、その可能性は低い。

 無論、リアルスティールが夏負けしたこと自体は誤算だろうが、毎日王冠を見送った決断に関しては正解である可能性が高いからだ。理由は毎日王冠時の「【徹底考察】毎日王冠(G2) リアルスティール「安田記念の大敗は福永祐一騎手の『騎乗ミス』だけにあらず。もう一つの『敗因』はデムーロだけでは変わらない(リンク)」を参考にしていただきたい。

 要約すると、リアルスティールが今春の安田記念(G1)で大敗した最も大きな理由は「レース中に掛かったこと」であり、掛かった要因は「必要以上に速い時計の最終追い切り」で馬が前向きになり過ぎていることではないかというものだ。

 結局、リアルスティールが毎日王冠を回避したため内容が前回と重複してしまうところはあるが、昨年の菊花賞からの国内レースにおける本馬の最終追い切りの時計だ。

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