NEW

WBC日本代表・侍ジャパンを無名の若虎軍団が撃破!阪神「超変革」の裏で光る金本監督の"原石"を見抜く「眼」

【この記事のキーワード】

, ,

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
hanshinxs.jpg

「ここからは、本番を見据えた(選手)起用になって来る」

 戦前、改めてそう気合を入れなおしたプロ野球日本代表・侍ジャパンの小久保裕紀監督だったが、若手主体の阪神との壮行試合を2-4で敗戦。またも苦杯を嘗めさせられる格好となった。

 メジャーからアストロズの青木宣親が合流し、いよいよ本番モードとなった侍ジャパン。3日の阪神との壮行試合はその青木を1番に抜擢し、本番を見据えたオーダーで勝ちに来た試合だった。

 対する阪神は鳥谷敬を除けば、若手主体のオーダー。金本知憲監督も試合前から「若手がいい経験を積んでくれたら」と、勝ち負けにはこだわらない「調整」の姿勢を崩さなかった。

 しかし、WBC開幕まであと4日で残り2試合の侍ジャパンに、またもこの大男が立ち塞がった。開幕投手が濃厚な阪神のエース・メッセンジャー投手である。

 実は、阪神は前回WBCが開催された2013年にも本番直前の侍ジャパンに恥をかかせている。その時の先発で、日本代表が手も足も出なかったのがメッセンジャーだったのだ。

 今回も先発し3回1安打無失点と、本番に向けて調子を上げていきたい侍打線の出鼻を完全に挫いている。日本代表を応援する側としては、もう「この人がアメリカ代表じゃなくてよかった」と思う他ないだろう。

 結局、侍打線は中田翔が復調を告げる一発を放ったものの2点止まり。先発の武田翔太投手が失った3点を取り返せないどころか、8回にダメ押しの1点を取られて完敗した。WBC本番に向け、極めて濃い暗雲が立ち込めていると述べざるを得ないが、その一方で全国の野球ファンにその存在を知らしめたのが、阪神の若手選手だ。

 ベテランの鳥谷や、その鳥谷とポジションを争っている北條史也、昨年のドラ1で新人王の高山俊などは全国区になりつつあるが、他の若手は阪神ファンしか知らないような、ほぼ無名の選手。