警察庁発表のパチンコ規制「もうけ5万円以下」は無意味? 必要なのは出玉上限ではなく……
出玉を現行の3分の2までに抑え、標準的な遊技時間(4時間)で獲得できる出玉の上限を”5万円以下”に制限する規制が発表されたパチンコ業界。
警察庁は8月9日まで改定案に対する一般の意見を募集し、来年2月からの施行を目指している。大当たりの出玉上限は、現行の2400個(9600円相当)から1500個(6000円相当)へ引き下げられることが発表された。
この内容に「パチンコは完全に終了」と感じたユーザーは多いようだ。確かに出玉を重要視するユーザーにとっては、非常に大きな問題である。遊技人口の減少へ繋がる可能性は否定できないだろう。
しかし、その一方で「出玉の制限を決めても意味がない」という意見も上がっている。なぜならば、今回の規制はギャンブル依存症対策として発表されたものだからだ。
「獲得できる出玉を制限された」という理由でホールから離れる人間は依存症ではない。依存症患者の最大の特徴は「やめられない」という点である。バックが期待できないにも関わらず、投資を永遠に続けるという最悪の事態を招くことも十分に考えられるのだ。
「出玉が制限されたことによって離れるのは、大半が普通の人ですよ。依存症の人は出玉に制限があってもやめないでしょうから、逆効果になる可能性は否定できないですね。依存症の方しか通わなくなるということも、十分に考えられるのではないでしょうか。
つまり必要なのは、投資額を抑える工夫ですよ。パチンコの勝ち額を一定以下に規制するというよりも、使うお金に規制をかける方が重要ではないでしょうか。外国ではそのようなシステムを導入して、依存症患者を減らすことに成功したという事例もあるようです。間違いなく出玉を制限するよりかは効果が見込めるでしょうね」(記者)
今回の出玉規制も、少なからず影響は与えるのかもしれない。しかしギャンブル依存症対策と考えれば、効果的とは言えないのではないだろうか。客が自ら上限を決める「自己申告プログラム」の有効活用化や、マイナンバーなどを利用した「入場規制」などの方が効果的とも言えるだろう。
重要なのは、依存症で苦しんでいる人間を救うことである。今後も様々な規制が生まれるだろうが、ぜひとも今後へ繋がる意味のある対策を練ってもらいたいものだ。
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