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話題の女性版TENGA・iroha、どうやって開発&試行?振動の強さの基準は?

文=酒平民 林賢一/放送作家、脚本家
話題の女性版TENGA・iroha、どうやって開発&試行?振動の強さの基準は?の画像1iroha(「典雅 HP」より)

 この連載企画『だから直接聞いてみた for ビジネス』では、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問(?)を、当事者である企業さんに直撃取材して解決します。今回は人気放送作家の林賢一氏が、セルフプレジャー・アイテム「iroha」に関する謎について迫ります。

【今回ご回答いただいた企業】
女性用セルフプレジャー・アイテム「iroha」のメーカー、典雅様

 最近、よく「セルフプレジャー」なるワードを聞くようになった。

 初めて耳にした時は、「自己啓発のことか?」と思ったりしたが、「アラサー女子の『セルフプレジャー』事情」などの文脈が前後についていたため、すぐさま理解できた。要するに自慰である。

「ワーディングだけで強引にほんわかしたイメージにして、何がセルフプレジャーだ」などと思ったのは一瞬だけで、すぐにその中身が気になってしまうのだから、男はバカな生き物である。

 そして、このワードに「アイテム」が加わると、ある商品のキャッチコピーになることも知った。

 そう、今年3月に発売された女性用セルフプレジャー・アイテム「iroha」である。この「iroha」は、男性用セルフプレジャー・アイテム「TENGA」でおなじみの典雅が開発した商品というではないか。これは期待できるぞ。何に期待できるのかよくわからないが、期待できる。期待させてくれ。

 ところで、この「iroha」は、典雅で開発されたということは、その中の女性社員が企画したのだろうか。それとも男性社員が考えたのだろうか? もともと男性用セルフプレジャー・アイテムしか作っていなかった会社だけに、どういった経緯で開発されたかが気になる。

 そこで、典雅irohaお客様相談センター様に直接聞いてみた。

「セルフプレジャー・アイテム『iroha』は、女性だけで開発しているのですか?」

担当者 女性の開発チームが開発を担当しておりまして、スタッフの中には男性もいますが、使用感やデザインなどに関しては女性のスタッフが決めております。

林 賢一

林 賢一

1979年、五反田生まれ。脚本、構成。学生時代から古舘プロジェクトで修業。参加作品は、『トーキングフルーツ』(フジテレビ・火曜深夜24時25分~)、ドラマ『恋とか愛とか(仮)』(広島ホームテレビ・木曜深夜24時15分~)、舞台『古舘伊知郎トーキングブルース2014』、アニメ『脇役目線』(WOWOW)など。映画監督・入江悠と仲間たちによる映画メルマガ【僕らのモテるための映画聖典】で「映画のカット数を数える」という無謀な企画を連載中。

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