ビジネスジャーナル > 企業ニュース > サントリー巨額買収の勝算と代償  > 2ページ目
NEW

サントリー、米社巨額買収は「高い買い物」か?世界展開加速へ「時間を買った」勝算と代償

【この記事のキーワード】,

 世界の飲料業界ではM&Aが次々と行われてきた。ベルギー大手のインベブが08年、「バドワイザー」で知られる米アンハイザー・ブッシュを買収。11年にはビールで世界2位の英SABミラーが豪州の大手、フォスターズを傘下に収めている。再編はかなり進んでおり、日本企業が買収できるようなおいしい案件は少なくなっている。そういう意味でビームは最後に残った優良案件といえるかもしれないが、市場関係者の間には「買収金額が高過ぎる」との声も多い。

 ビームは高い成長が続く米国のほか、インドやロシアなどにも販売網がある。サントリーHDは1兆6500億円という巨額の買収資金を投下して、世界市場に進出する“時間”を買った。果たして同社はこの買収を成功させ、世界展開を加速させることができるのか、飲料業界及び株式市場の注目が集まっている。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

Business Journal

企業・業界・経済・IT・社会・政治・マネー・ヘルスライフ・キャリア・エンタメなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト

Twitter: @biz_journal

Facebook: @biz.journal.cyzo

Instagram: @businessjournal3

ニュースサイト「Business Journal」

サントリー、米社巨額買収は「高い買い物」か?世界展開加速へ「時間を買った」勝算と代償のページです。ビジネスジャーナルは、企業、, の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!