IKEAは「優れたデザインと機能性を兼ね備えたホームファニッシング製品を幅広く取りそろえ、より多くの方々にご購入いただけるよう出来る限り手ごろな価格でご提供する」というビジネス理念を持つ、北欧スウェーデンで発祥した世界最大規模の家具メーカーである。日本には今年4月時点で9店舗しかないながらも(うち4店舗は関東に集中)、根強いファンを抱えているようだ。
そんなIKEAを日本で展開するイケア・ジャパンは、2018年8月期の決算では前年同期比13.5%増の840億9100万円という売上高を記録している一方、営業損失としては9億6200万円を計上。前期の営業損失は14億4600万円だったので、回復傾向にはあるものの、業績はイマイチ振るわないようだ。
とはいえ、IKEAには先述したビジネス理念のとおり、欧州産のオシャレな家具や、日常生活を豊かにしてくれる便利な商品が低価格で多数売られているのもまた事実。そこで今回「Business Journal 買うべき・買ってはいけない調査班」では「買うべき日用品5選」をテーマとし、IKEAのおすすめ商品を独断で選ばせてもらった。この春に始まった新生活の日用品を、どこで買い揃えようか、まだ決めかねている人には、ぜひ参考にしてほしい。
【この春、買うべきIKEAの日用品5選】
GRUNDTAL(マグネット付き小物入れ3個入り)/699円(税込/以下同)
最初に紹介するのは、「GRUNDTAL(グルンドタール)」シリーズの「マグネット付き小物入れ3個入り」だ。
主にキッチン回りで使われているらしく、マグネットを生かし、たとえば冷蔵庫の扉に貼りつけることができる。散らかりがちな調味料はこの小物入れにまとめておくと、スペースの節約になるだろう。さらに、フタの天板が透明なアクリルでできているため、中身の確認が容易なのもうれしい。
一応はキッチン用品として販売されているが、そのシンプルな構造と丈夫さゆえ、クリップや輪ゴムなどをしまう小物入れとしてオフィスでも活躍できそうだ。デスク周辺の掃除が苦手だという人にも、ぜひおすすめしたいアイテムである。