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丸山穂高議員、適応障害で2カ月休養に批判…精神疾患の診断書“悪用”は倫理的に極めて問題

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丸山穂高衆議院議員(写真:読売新聞/アフロ)

 北方領土問題をめぐって「戦争で奪還」を肯定するような発言をし、日本維新の会から除名処分を受けた丸山穂高衆議院議員。無所属となったが、議員辞職は固辞する姿勢を見せていることで批判を浴びた。そして、今度は「適応障害」を理由に衆議院議院運営委員会の事情聴取を欠席して話題を呼んでいる。

 丸山議員は5月11日のビザなし交流団現地訪問で、元島民の団長に「戦争でこの島を取り返すことに賛成ですか、反対ですか」「戦争しないとどうしようもなくないですか」などと発言した。会話の録音データが公表されると猛批判が巻き起こり、日本維新の会の松井一郎代表からも「辞職すべき」と促されることに。日本維新の会は丸山議員を除名処分とした上でロシアの駐日大使に謝罪するなど、国際問題に発展した。

 除名処分後も丸山議員は辞職せず、野党6党派からは議員辞職勧告決議案が、与党からはけん責決議案が衆議院に提出されるなど、国会内でも四面楚歌の状態だ。しかし、丸山議員はツイッターで「こちらも相応の反論や弁明を行います」と逆ギレしたり、他議員の不祥事を暴露することを匂わせるような投稿をしたりするなど、反省の色を見せていない。日本維新の会によるロシア側への謝罪に対しても、「完全に意味不明な対応」と批判している。

 戦争発言を発端とする騒動が過熱する一方で、23日発売の「週刊文春」(文藝春秋)と「週刊新潮」(新潮社)がともに丸山議員のさらなる問題行動を報じた。丸山議員は戦争発言後に「俺は女を買いたいんだ」などと言って禁じられている外出を試み、政府関係者らともみ合いになったという。さらに、「俺は国会議員だから逮捕されないんだ」「不逮捕特権がある」などと発言し、酔っぱらった様子で宿舎内を徘徊して騒いでいたというから、酒乱というほかない。

 また、24日放送の情報バラエティ番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、訪問団団員の証言として、丸山議員が「おっぱい、おっぱい、俺は女の胸をもみたいんだ」などと卑猥な発言をしていたことを伝え、MCの加藤浩次は「こんなにひどかったのか」とあきれ果てていた。

 そんななか、丸山議員は衆議院議院運営委員会が求めた理事会での聴取を欠席した。関係者の話によると、「適応障害」を理由に2カ月の休養が必要との診断書を提出したという。

 丸山議員の対応に、精神科医の香山リカ氏はツイッターで「精神疾患の診断書をこういう形で使われるのは心外」「ストレス因は自ら招いたもので、国会議員なら対応すべき範囲内です」と切り捨てている。また、政治ジャーナリストの安積明子氏も「Yahoo!ニュース」の「オーサーコメント」で「国会議員は仕事をしてもしなくても、歳費や特権などの待遇は同じ」「もっとも議員特権は、職務遂行上で認められるべきもので、その上に胡座をかくべきものではない」と述べている。

 インターネット上でも批判の声が高まっており、「2カ月あれば騒動も下火になるだろうという悪知恵か?」「つい数日前まで酒飲んで暴れていたのに2カ月の休養が必要って……」「休んでいる間も税金から給料が出ていることを自覚して、すぐに議員辞職すべき」「診断書が出たのなら一刻も早く議員を辞めて治療に専念されてはどうか」といった意見が続出している。

 丸山議員はじっくり休養しながら、今後の身の振り方について熟考する必要があるのではないだろうか。
(文=編集部)

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