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iモード、ひっそり新規受付終了…グーグルやアップルにも衝撃与えたのに世界展開失敗

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FOMA N2001(「wikipedia」より/Marus)

 

 スマートフォン(スマホ)やフィーチャーフォン(ガラケー)を用い、外出先でインターネットに接続し、メッセージを送ったり調べものをしたりするのは、もはや当たり前のこと。だが、モバイル端末が一部の富裕層しか所持できていなかった時代はもちろん、一般層へ普及が始まってしばらくしてからも、携帯電話でインターネットに接続するなんてことはできなかった。

 国内でその常識を覆したのが、NTTドコモが1999年にスタートさせたサービス、「iモード」だ。これによって携帯電話からeメールが送れるようになり、ウェブサイトの閲覧やオリジナルコンテンツが利用可能になるなど、モバイルシーンに革命がもたらされたのである。

 そんなiモードの新規受付を、今年9月30日をもって終了するとドコモが4月に発表。スマホ生活に慣れきってしまった人々からすれば、「iモードってまだあったの?」という感覚だろうが、iモードの契約者数は2018年度時点でいまだ900万人を超えており、サービス自体は3Gサービスが終了する20年代半ばまで続くとみられている。

 とはいえ、携帯業界の大功労サービスがひとつの節目を迎えたということで、ケータイジャーナリストの石野純也氏の解説のもと、iモードとはなんだったのかを今一度振り返っていきたい。

契約者数は全盛期で4800万人オーバー

「iモードのサービスが誕生した1999年は、Windows95が発売されてから4年ということで、インターネットそのものがまだ一般的に普及していない時代。一部のユーザーはアナログの電話回線につなげることでネット環境を確保しており、“インターネットは家で使うもの”という認識でした。それを外でも使えるようにしたのがiモードでしたから、当然そのインパクトは非常に大きいもの。個人的にはスマホの登場よりも衝撃でした」(石野氏)

 だが、未知のサービスだけにライト層の懐疑心が働いたのか、サービス開始と同時に一気にユーザーを増やしたわけではないという。

「それまでは少ない文字数で携帯電話同士でしか文字のやりとりができなかったショートメッセージ、今でいうところのSMSしかなかったのが、iモードによってメールアドレスが付与されました。これにより、入力できる文字数が大幅に増えてPCともメールの送受信ができるようになったため、どちらかといえば最初はこちらの使われ方がメインでした。

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