コロナ感染の看護師、労基署から労災認められず…休日なしで感染者病棟で勤務の例もの画像1
「gettyimages」より

 新型コロナウイルス感染症の治療現場で日々、命がけで勤務している看護師が不幸にも感染してしまったら、労災申請はできるのか――。医師で医療ガバナンス研究所の上昌広理事長がTwitter上で投稿した内容が波紋を広げている。長年人員不足に悩む看護師の労働環境の改善は日本医療の課題の一つとされてきた。恵まれているとは言い難い職場にあっても、多くの看護師が使命感を持って働いている。せめて看護師が安全で健康に働くための権利や補償は守られなければならない。実際のところどうなのかを調べてみた。

労基署に労災申請が認められない

 上氏は19日午前9時、以下のように投稿した。

「看護師さんから

 職場でコロナに感染しました。労災申請しようと思いましたが、労基署に問い合わせたら、感染ルートがわからないと労災が認められないと言われました。この現実を皆んなに周知したい。看護協会は労災を求めていません。看護師が仕事し辛いです。きちんと補償を。拡散して頂けませんか」(原文ママ、以下同)

 この投稿の影響は大きく、21日午前9時現在で約7万2000リツイートされるほど反響を呼んでいる。医療従事者からのものも含めて多くの反応が寄せられている。

「労災事故の認定には、職務上罹患した事実についての因果関係の証明が求められるので、事実関係の認定が困難とのことなのかと思います院内でクラスターが発生している状況であれば、職務上罹患したと認定され得るとは思いますが、そうでなければ難しいのかと…PCR検査抑制の弊害でもあると思います」

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