100円ショップ、買い物で“失敗しないための”10のコツ…逆に割高&手間が増え煩わしい
100円ショップは、安くていろいろな商品が揃っているので、とても便利ですよね。SNSで便利そうなものが紹介されていると欲しくなったり、ふらっと立ち寄る方も多いのではないでしょうか。そして、あれもこれも、つい買ってしまってしまいませんか? 結局使わずにゴミになったり、家の中で場所を取ったりするのは残念ですね。
前回は100円ショップのおすすめアイテムをご紹介しましたが、今回は買い物で「失敗しないコツ」をお伝えします。たかが100円されど100円。上手に利用しましょう。
1.買うものを決めておく
まずは買う予定がないならお店に入らないことです。行く場合はあらかじめ買うものをリストアップしておきます。必要なものからカゴに入れて、予定外のものが欲しくなったときは「本当に必要なのか、ほかのもので代用できないか」を考えましょう。
2.衝動買いをしない
「あったら便利そう!」とか「たった100円だから」と、衝動買いをするのは危険。私は白髪ねぎを作るためのカッターを購入して、一度も使わずに処分してしまった経験があります。衝動買いしそうになったら、「使っている場面や保管場所をイメージできるか」を考えてひと呼吸つきましょう。
3.商品について事前に調べる
収納用品や日用品、コスメ、食品などは100円ショップで買うことが多いと思います。ネットで検索をすると、口コミが見られるので、使い勝手や評判を確認しましょう。必要な用途に合っているか事前にチェックすることで、失敗しづらくなります。
4.安いかどうかを考える
その商品は100円が妥当なのか考えてみましょう。ものによってはホームセンターやスーパーのほうが安いことも。文房具や食品などは、100円ショップよりも多く入っていたり良質なことがあります。
5.色をおさえる
近頃はモノトーンのアイテムも増えましたが、まだ派手な色使いの商品も多いです。カラフルなアイテムは出しっぱなしにすると、ごちゃごちゃした印象に。白黒グレー、半透明やステンレスなど落ち着いた色のものを選べば、飽きないしスッキリと見えます。
手前の油しきは100円ショップで購入しました。モノトーンなのでほかのキッチンアイテムと統一感が出て、ごちゃつきや安っぽさがありません。
6.サイズを測る
収納用品は特に、サイズを事前に測りましょう。奥行や横幅などが合わずに使い物にならないことがあります。ボックスの厚みも収納力に影響します。メモをして、さらにメジャーを持参して、実寸を測るのがベストです。
7.つくりや管理のしやすさをチェックする
取っ手がある収納は出し入れしやすいですが、手前に無駄なスペースができます。角のあるボックスは空間を有効に使えますが、隅の掃除がしづらいことがあります。弱いプラスチックだと割れたりゆがんだりすることも。使用場所にあったつくりなのか、管理しやすいか、丈夫な素材なのかなども選び方のポイントです。
8.追加購入できるお店で定番品を買う
収納ボックスは同じもので揃えると、見栄えも使い勝手もよくなります。必要なときに買い足せるように、調達しやすいお店で購入しましょう。さらに定番の商品を選ぶのがオススメです。家から遠いお店や、一時的に生産されている商品だと買い足したいときに入手しづらくなります。
9.品質を重視する
例えば「つまようじ」や「割りばし」を買うとします。大量に入っているものから少量のものなど選択肢がありますよね。たくさん入っているほうがお得な気がしてそちらを選びがちです。でも、安く(多く)提供できるのは理由があるはず。粗悪な商品は避けたいもの。なるべく、より上質なものを選びましょう。量が多すぎるとストックをするスペースや管理する手間も発生するので、必要最低限が入っているものにしましょう。
以前つまようじを買いましたが、一番量が少ないものにしました。ケース内の紙を抜けばそのまま出しておいてもいい感じ。入れ物が丈夫で開け閉めしやすいので専用容器を購入する必要もありません。
10.「捨てればいい」は×
「とりあえず買っておこう。たった100円だし」「使わなければ捨てればいい」。そう思うことはありませんか? 使わずに捨ててしまうことは気が滅入るし、実際は捨てずに家のスペースを占領してしまうことがほとんどではないでしょうか。すると今度は「使わないのに持っている」というストレスがかかってしまいます。使わなければ捨てればいいと思う商品は、きっとなくてもよいものです。買うのをやめましょう。
おわりに
100円ショップはとても便利なので私も頻繁に利用しています。今回挙げたポイントをおさえて購入しているので失敗はほとんどありません。
同じアイテムでもお店を買い分けることもあります。例えばノートの場合、プリントを貼り付けるだけの用途なら100円ショップのものを、子どもが授業で使うなら文具店のものを購入するというようにです。キッチンアイテムや雑貨は100円ショップではあまり購入しません。似たつくりでも使い勝手や品質が格段に違うことがあるからです。値段が数倍したとしても、日々満足しながら長く使えるものを選ぶようにすると暮らしの質が上がります。
うまく使い分けて賢く商品を選びましょう。お金もモノも時間も無駄にならないようにしたいですね。前回の記事『カビ予防、洗面台スッキリ!掃除の時短&ストレス軽減“100均グッズ”7選を紹介!』もあわせて読んでみてくださいね。