NEW

投資信託、勝つために選ぶべき指標…TOPIX連動が低リスク、米国株の場合は?

文=頼藤太希/マネーコンサルタント、株式会社Money&You代表取締役
【この記事のキーワード】, ,
投資信託、勝つために選ぶべき指標
「Getty Images」より

 資産形成の主役といえば、投資信託です。低コストで分散投資をするなら「インデックスファンド」を選ぶことになりますが、インデックスファンドが連動を目指す指数はさまざまです。

 今回記事では、株価指数は「日経平均株価」と「TOPIX」どちらに投資するのがいいのか、アメリカの株価指数「S&P500」「NYダウ」「ナスダック」のいずれに投資するのがいいのか、ほかに投資したほうがよい指標はあるのかについて、考えていきたいと思います。

指標を構成している銘柄数は多いほどいい

 インデックスファンドが連動を目指す指数はさまざまです。下の表に示したとおり、株式の指数(株価指数)だけでなく、債券やREIT(リート/不動産投資信託)に関する指数もあります。

投資信託、勝つために選ぶべき指標…TOPIX連動が低リスク、米国株の場合は?の画像2
拙著『投資信託勝ちたいならこの5本!』(河出書房新社)より

 たとえば、「日経平均株価と連動するインデックスファンド」を購入すれば、日経平均株価の値動きと運用成果がほぼ連動するわけです。インデックスファンドに投資することで、間接的にその指数を構成する投資先に分散投資するのと同様の効果が期待できます。

 国内株式の株価指数でよく知られているのは、日経平均株価とTOPIX(トピックス/東証株価指数)です。日経平均株価は、日本経済新聞社が算出している株価指数。東京証券取引所(東証)1部に上場している銘柄の中から業種のバランスなどを考慮して選ばれた225社の株価の平均を基にして計算されています。日経平均株価に採用されている銘柄は、トヨタ自動車、ソニー、任天堂といった、日本を代表する会社ばかり。毎年1回見直され、数社ずつ入れ替えが行われています。「平均株価」ですから、単位は「円」です。一般に、株価の水準が高い銘柄の影響を受けやすいといわれています。

 対するTOPIXは、東証が算出している株価指数です。東証1部に上場する2200銘柄以上の時価総額を合計したうえで計算します。基準日となる1968年1月4日の時価総額を100ポイントとして、そこからどのくらい時価総額が増減したかを「ポイント」単位で示します。計算の基になる時価総額は「株価×発行済み株式数」で示される、会社の規模を示す金額です。比較的、時価総額の大きな銘柄(大型株)の影響が出やすいのが特徴です。

RANKING
  • マネー
  • ビジネス
  • 総合