
セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの3大コンビニはそれぞれオリジナルアプリをリリースしており、お得な割引クーポンや商品の無料配布、さらに、最近増えている「ひとつ買うと関連商品がタダでもらえるキャンペーン」などを展開している。
ここに各種ポイントサービスやQRコード決済などをからめるとさらにお得になるのだが、各サービスが複雑に入り組んでおり、しっかりと使いこなすのはなかなか難しい。
そこで、改めて各コンビニアプリを解説し、初心者でもお得に使えるテクニックを伝授する。今回は、3大コンビニで最も店舗数が多いセブン-イレブンのアプリを解説していく。
割引クーポンやバッジが豊富なセブンアプリ
セブンの公式アプリは無料でダウンロードできる。会員登録を済ませれば、すぐにクーポンを利用したり、キャンペーンなどに参加したりすることが可能だ。
特徴は、割引や無料のクーポンが次々と配布されること。たとえば「おにぎり30円引き」「セブンカフェ30円引き」などは使い切れないほど送られてくる。他にも飲料、食品から日用品、そしてビールや酎ハイの無料クーポンなど、バラエティに富んでいる。これらのクーポンの中には、年齢や性別、そして利用履歴によって配布されるものあるようだ。さらに、おにぎりやコーヒーなどを一定数購入すると、ボーナスとしてもうひとつ無料でもらえるキャンペーンも随時開催中だ。
たとえば「セブンカフェ10杯購入ごとに1杯無料」は、10杯買えば1杯無料のクーポンが配布される。これは前述の割引クーポンを使った購入でもちゃんと1杯にカウントされるので、仮に30円引きのクーポンをフルに使ったとすると、レギュラーサイズのコーヒーが1杯61円ほどになる計算だ。
こうしたキャンペーンは随時行われているが、対象期間が決められているので期限切れに注意。また、手に入れた無料クーポンも引き換え期限が決められているので、速やかに交換する必要がある。
また、セブンのアプリには「バッジ」と呼ばれる機能もある。これはセブンカフェやおにぎり、惣菜などの購入、複数店舗でのアプリ利用、アプリの起動日数などカテゴリごとに点数が加算され、ゲージが上がるというシステム。点数が増えると、銅、銀、金、プラチナとバッジのランクが上がっていき、期間限定のキャンペーンや景品が当たる抽選に参加できるようになる。
ランクアップしたバッジが集まると「セブンカフェ30円引きクーポン」「お弁当20円引きクーポン」などが入手でき、ミュージシャンのライブやグッズの抽選権なども獲得できる。
ただし、これらはすべて買い物時にアプリ上部にある会員バーコードを読み込まないとカウントされないため、注意が必要だ。キャンペーンごとに違うコードを探す必要はなく、すべて一括で反映されるので買い物の際の「ひと手間」を惜しまないようにしよう。