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自分の望む方向へ「人を動かす」心理テクニック…心理学で確立された理論に基づく

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『思い通りに人をあやつる 心理テクニック101』(神岡真司著、フォレスト出版刊)
『思い通りに人をあやつる 心理テクニック101』(神岡真司著、フォレスト出版刊)

 苦手な人とどうコミュニケーションしていいのか分からない。相手をうまく説得できない。あの人と仲良くなりたいけど、どうしたらいいのか分からない。

 こうした人間関係の悩みを解決するには、人の心の動きを理解することが重要だ。人の心をどう刺激すれば、どう反応するのか。それが分かれば、自分の望む方向へ相手を導くこともできるだろう。

 コミュニケーションが巧みな人とは、相手の心にフォーカスできる人のこと。そうなるためには、心理学に通じることが必要となる。

 そこで本書『思い通りに人をあやつる 心理テクニック101』(神岡真司著、フォレスト出版刊)では、心理学をわかりやすく解説し、心理学で検証・確立された理論をベースにした「人を動かす」「人をあやつる」心理テクニックを紹介している。

苦手な相手の心を開かせるテクニック

 職場や身の回りに、どうしても会話が弾まない苦手な人はいないだろうか。そんな人の心を開かせるにはどうすればいいのか。

 人は自分のことや好きなモノ、興味のあることについて話している時が一番楽しいもの。そして、自分の話を熱心に聞いてくれる人がいたら、気分もよくなる。なぜなら「認められたい・ほめられたい」という承認欲求が満たされるからだ。

 だから、まずは相手の得意分野や興味のあることをリサーチしておくと、さまざまな場面で役立つ。

 そして、もし会話に詰まったら、相手の好きなことの話題を振って心を開いてもらう。

 あまり馴染みの薄い人から評価されると、親しい人からのそれよりもうれしくなるもの。このような承認欲求の充足を心理学では「アロンソンの不貞の法則」という。

 また、「また会いたい」と相手に思わせるにはどうしたらいいのか。

 それは会話が盛り上がると期待させたところで中断すること。すると、相手は続きが聞きたくなってしまう。これは心理学で「ゼイガルニク効果」と呼ばれる。

 連続テレビドラマや連載マンガで、盛り上がったところで中断し「次回に続く」とするのも同じ効果だ。こうすることで記憶に残りやすくしているのだ。

 ◇

 米国で年収50万ドル以上を稼ぐエグゼクティブ層への調査では、自分が成功した要因に「コミュニケーション力」を挙げる人が一番多いという。

 仕事でもプライベートでも、コミュニケーション力はどんな場面でも役に立つ。人を動かす心理テクニックを実践して、コミュニケーション力を向上させ、人生を思い通りにしてはどうだろう。(T・N/新刊JP編集部)
※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

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