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藤原実「気になりませんか?」(10月17日)

イライラの元凶!何度も同じこと説明、保存ファイルが見つからない…画期的解消法?

文=藤原実/藤原実税理士事務所所長、内閣府所管公益財団法人日本生涯学習協議会認定ビジネスモデル・デザイナー(R)

 また、実際に導入している業種も、農業、建設業、製造業、IT系、運送業、卸売業、小売業、金融業、不動産業、学術研究、宿泊業、飲食業、医療、サービス業、自治体など、多岐にわたっています。

 つまり、どんな現場でも、誰かが誰かに伝えるための業務を効率化するというのは大きなテーマであるということなのでしょう。

 月額料金制で、閲覧回数の制限がプランによって違う料金形態で、そのほかオプションサービスがあります。

 個人的には、バージョン管理と配布の手間がだいぶ軽減されそうであり、さらに閲覧状況の履歴も見えたりすることになりますので、その点は魅力的に感じます。標準化できそうな業務については、どんどんマニュアルを作成しておき、付加価値の高い業務に時間を使っていくことにつながるのではないでしょうか。

 とはいえ、まずは社内や組織内において、標準化可能な業務の洗い出し作業というハードルがあることは確かです。誰かが最初にそのハードルを乗り越えていき、ある意味、「標準化できる作業をマニュアル化する」という作業そのものをマニュアル化(標準化)するというメタ的なことが必要になります。この最初の苦しみを抜けて、この業務そのものが仕事の中に組み込まれていけば、現場の雰囲気はだいぶ変化するのではないでしょうか。

 勢いや根性だけで進めてしまいがちな業務を、なんとか効率化・合理化することで、会社全体の時間をより創造的な方向に振り分けることにつながるはずです。その明るい未来にむけていくら便利なツールを使ったとしても、マニュアルをつくり上げ運用するには、地道な作業の積み重ねであることには変わりないことを肝に銘じて、重い腰を上げたいと考えています。
(文=藤原実/藤原実税理士事務所所長、内閣府所管公益財団法人日本生涯学習協議会認定ビジネスモデル・デザイナー<R>)

藤原実/藤原実税理士事務所所長、内閣府所管公益財団法人日本生涯学習協議会認定ビジネスモデル・デザイナー<R>

藤原実/藤原実税理士事務所所長、内閣府所管公益財団法人日本生涯学習協議会認定ビジネスモデル・デザイナー<R>

税理士。内閣府所管公益財団法人生涯学習協議会認定ビジネスモデル・デザイナー。藤原実税理士事務所所長。1975年生。慶應義塾大学経済学部卒
moresutartups.net 藤原実税理士事務所

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