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チョコレートはピザのトマトソースをイメージし、マシュマロはピザのチーズをイメージしています。ピザ風にしている点が斬新で、話題性は十分です。ふわふわした食感でおいしいです。クラシックヨーロピアン フォンデュは、3種類の溶かしたチョコレートにマシュマロやクッキー、イチゴ、バナナなどをつけて食べるようになっています。
マシュマロは火で炙って、チョコレートにつけて食べることもできます。
これはとても斬新です。この半端ないお洒落感に若い女性は飛びつくのでしょう。1時間40分待ってでも体験したいと思わせる秘密が見えてきました。
時代は「モノ」の消費から「コト」の消費へシフトしているといわれています。モノだけではなく、特別なコトを提供する重要性を同店は体現しています。マックスブレナーは、単純にチョコレートがおいしいという面もありますが、それ以上に「半端ないお洒落感」を体感できるコトが、100人以上の人間が行列に並んで待つほどの人気の理由となっているのです。
(文=佐藤昌司/店舗経営コンサルタント)
●佐藤昌司 店舗経営コンサルタント。立教大学社会学部卒。12年間大手アパレル会社に従事。現在は株式会社クリエイションコンサルティング代表取締役社長。企業研修講師。セミナー講師。店舗型ビジネスの専門家。集客・売上拡大・人材育成のコンサルティング業務を提供。
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