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JR駅員が危険すぎる!ホームでビニール袋を踏んで転倒しかけた女性を無視、袋も拾わず

文=編集部
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JR駅員が危険すぎる!ホームでビニール袋を踏んで転倒しかけた女性を無視、袋も拾わずの画像1中央線快速の主力車両E233系(「Wikipedia」より/天然ガス)

 通学する小学生から通勤する会社員をはじめ、さまざまな目的で幅広い年齢層が利用する電車。日本は諸外国と比べて、格段に時刻表通りに電車が動いていることで知られているが、当然ながら遅延してダイヤが乱れることも決して少なくない。遅延理由も多岐にわたり、鉄道会社としては防ぎようのないケースがほとんどだろう。

 しかし、本来なら防げるトラブルも、駅員が“無視”することによって遅延に発展している事例もあるようだ。

 5月初旬、東京・JR新宿駅から中央快速線を利用した30代女性は、次のような光景を目撃したという。

「電車の到着を待つため、ホームには大勢の人が並んでいたのですが、ホーム際を歩いていた年配の女性が転びそうになって声を上げたのに気付きました。見ると、女性は足元に落ちていた白いビニール袋に気付かずに踏んでしまい、滑ったようでした。幸いにも女性は転倒を免れて去って行き、そこへすぐ後ろから駅員が歩いてきたのです。当然、ビニール袋を拾って行くだろうと安心していたのですが、なんとスルーして通り過ぎて行ってしまいました」

 結局、女性が唖然としているうちに、ビニール袋は同じように一部始終を見ていた別の男性が「危ないから……」と拾ったという。

「もしかすると、駅員は目の前で女性が転びそうになった瞬間をたまたま見ていなかったのかもしれません。それでも、白いビニール袋は目立っていたので気付かないはずがなく、その目線の向きからも明らかに無視していたことがわかりました。もっとも、無視ではなく本当に気付いていなかったとしたら、線路ギリギリのホーム上のゴミに気付かないのも問題です」

問われる安全意識

 JR東日本では、4月29日にも中央快速線と中央総武線の架線にビニールが引っかかったとして、一時、全線で運転を見合わせていたばかり。当日は強風が吹き荒れており、どこからか飛んできたビニールが引っかかってしまったと思われ、この場合は駅員にも防ぎようがなかったかもしれない。

 しかし、ホーム上のゴミだって放置していれば、やがて風に煽られて架線に引っかかったり、線路上でなんらかのトラブルの原因になったりする。もちろん、駅員だけではなく乗客一人ひとりの心がけも重要だが、駅員も率先してトラブルを防ぐべきではないか。彼らが防げる範囲のことを怠っていれば、無駄な遅延が発生する可能性も否定できない。それどころか、上記の女性のように踏んでしまった場合、ホームから線路に転落といった大事故にもつながりかねないだろう。

 別の鉄道会社に勤務する20代男性は語る。

「ホームや駅構内に落ちているゴミがあれば、駅員は基本的には拾うようにしています。やはり地面に落ちているのはみっともないし、そもそも危険だからです」

 JR東日本にも同様の行動を心掛ける職員はいるかもしれないが、少なくともゴミを拾わない駅員には安全管理を徹底させ、乗客が気持よく電車を利用できる環境づくりを考えてほしいものだ。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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