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セブンは逆に値上げで勝負
コンビニの王者セブンはどう出るのか。セブンは14年5月末までに弁当やおにぎり、総菜など主力の中食の600品すべてを刷新した。実質値上げした商品も多い。消費増税のタイミングで、値上げしやすかったことも要因だ。
いったん値上げしたものを一転して値下げすれば、加盟店の経営を圧迫する。そのため、セブンは値下げできないといわれてきた。
8月13日付日本経済新聞記事によると、セブンはプライベートブランド(PB=自主企画)の冷凍食品のハンバーグなど60品目を刷新するという。中心価格は、従来より100円高い200~300円に引き上げる予定だ。
中心価格帯100~200円の商品が100円値上がりするということは、1.5~2倍になるわけだ。顧客は、この大幅値上げに納得するのか。また、ほかのコンビニにもシフトするのかに注目したい。
いずれにせよ、セブンは消費者が飛びつくような、淹れたてコーヒーを凌ぐ大型商品を出せるかどうかにかかっている。
(文=編集部)
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