ファミマとサンクス、経営統合で抱えた重大なリスク 全5千店「ファミマ」化計画で巨額投資
文=編集部
ファミマの店舗オーナーから聞いた情報をひとつ紹介したい。経営統合に備えて、新しく5000台のファミマ仕様のコーヒーサーバーを本社が発注したという。サークルKとサンクスの各店舗に配置するコンビニ・コーヒー用サーバーである。
また、弁当、サンドイッチの味を統一するために、サークルKサンクスのベンダー(弁当やサンドイッチを供給している会社)は自前で設備投資をしなければならない。ユニー・ファミリーマートHDも子会社のファミマも負担してくれない。
ユニー・ファミリーマートHDだけではなく、ベンダーも大きな経営リスクを負うことになる。
(文=編集部)