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リミックスポイントは16年11月25日、「非上場の親会社等の決算情報について」開示した。親会社の名称はSUNNY IDEA INTERNATIONAL LIMITED(香港)である。16年3月31日現在、議決権ベースで20.30%のリミックスポイント株式を保有している。
16年6月23日、第三者割当増資による新株式および新株予約権の発行で総額25億円の資金を調達した。割当先はUnited Asia Hong Kong Group Limited(UAHG)とK-style investment partners。
UAHGは過去に、仕手銘柄として名前が通るジャスダック上場のA.Cホールディングス(現アジアゲートホールディングス)の第三者割当増資を引き受けていた。
また16年10月13日、警視庁捜査2課と証券取引等監視委員会は東証マザーズ上場のストリーム株をめぐる相場操縦の容疑で、合同会社メタルバンク代表・松浦正親氏の事務所などに強制調査を行った。ストリームの株価は14年5月頃、120円台だったものが、同年9月下旬に約4倍の530円まで上昇した。不正に株価を吊り上げて売り抜け、利益を得た疑いがもたれている。このストリーム社長の劉海涛氏は、リミックスポイントの社外取締役を務めていたことがある。
このようにリミックスポイントは、香港マネーと香港人脈に取り囲まれている。次のマネーゲームのカードが仮想通貨のビットコイン。同社は16年5月27日、ビットコイン等仮想通貨取引所サイトを開設している。そして6月23日には、UAHGなどを引受先として第三者割当増資を実施している。
リミックスポイントの社長を退任した國重氏には、ぜひとも実態をすべて実名で書いてもらいたいものだ。
(文=編集部)
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