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それだけではない。米国内工場の雇用と米国製部品使用比率を基準に算出すると、トヨタ車とホンダ車が「圧倒的にアメリカン」という調査結果がある。これは米国でも信頼度の高い自動車専門サイト「Cars.com」が毎年行っている調査だが、16年の結果をみると、トヨタの現地生産車「カムリ」がもっともアメリカンな車にランクされた。2位に「アコード」(ホンダ)、3位に「シエナ」(北米トヨタ・ミニバン)、4位に「オデッセイ」(ホンダ)、5位に「パイロット」(北米ホンダ・中型SUV)、そして6位にやっとGMの「シボレー・トラバース」がランクインしている。
これでもわかるように、グローバル時代のクルマはトランプ氏がいう雇用だけではなく、その中身である部品までを見ないと、実態を理解することは難しい。これがグローバル経済というものだろう。
(文=編集部)
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