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「名経営者の代名詞」日本電産・永守会長、有価証券報告書に「事業上のリスク」として記載

文=編集部
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 貴樹氏は1971年生まれで、関東学園大学を卒業し、東海銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。人事部調査役、法人決済ビジネス次長を歴任し、12年11月にレックへ転職し、常務執行役員に就任。13年6月から現職。

 貴樹氏はレックの発行済み株式の5.2%、50万株を保有する第2位の大株主。創業者で筆頭株主(5.6%、54万株)である青木氏の、名実ともに後継者と目されている。

次男はベンチャー起業家

 永守氏は後継者の条件について、前出インタビューで「親族は会社に絶対入れない」と明言している。

 次男の永守知博氏は、ベンチャー起業家だ。1976年生まれで、明治大学大学院理工学研究科電気電子工学専攻修了。大学院では磁石の研究で学会の賞を受賞したこともある。00年、成績優秀者の学校推薦枠を利用して富士通に入社。その後、米サフォーク大学に留学し、MBAを取得した。

 帰国後、日本電産のグループ会社に一時勤めたのち、独立して09年4月に製造業向けポータルサイト「Makers-IN」を運営するエルステッドインターナショナルを設立。だが、ポータルサイトは閉鎖に追い込まれる挫折を味わった。現在はヘルスケア関連の新技術、新製品の企画・開発を行っている。

 永守氏の息子が“ポスト永守”に名乗りを上げることはあるのだろうか。
(文=編集部)

BusinessJournal編集部

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