「今回は、Minimalのお客様や多くのチョコレートのファンの皆様にお伝えし、誤解を避けておきたいことがあり、投稿しています。
ここ最近、店頭、お電話、Webでのお問い合わせやインターネット上での口コミにおいて『明治さんのザ・チョコレートはMinimalが監修や共同開発しているのか?』というご質問の声を多数頂いております。
(中略)
本件に関して、お客様よりご質問を多数頂くため、お客様や多くのチョコレートファンの皆様に誤解がないように回答させて頂くと、明治さんのザ・チョコレートにMinimalが関わった事実はございません。
Minimalの板チョコレートのデザインは創業当時(2014年12月)から使用をしており、Minimalがコンセプトや形をオリジナルでデザインして、板チョコレートを成形(固める)するための金型からオリジナル制作をしているものとなります。
明治さんのザ・チョコレートのデザインは2016年10月【※編集部注:正しくは9月】からの新商品と認識しておりますが、板チョコレートの形をそれぞれ変えるデザインはMinimalだけではなく、海外の製品でもいくつか例があります。そのため、当初はこういう形でコメントする予定はありませんでしたが、予想以上にお客様からの誤解や質問の声があり、迷いましたがお客様やチョコレートファンの方々の誤解を解くためにコメントさせて頂きました。(後略)」
明治の回答は「世界のチョコを幅広く調査」
そこで、明治広報部に「『ザ・チョコ』は『ミニマル』を真似ているのではないか」という趣旨の問い合わせをしたところ、以下の回答が得られた。
――「ザ・チョコ」発売までの開発経緯をお教えください。
「当社は1926年に明治ミルクチョコレートを発売して以来、カカオ豆の生産から携わっているメーカーです。『ザ・チョコレート』は2006年より明治の社員が現地に赴き、現地の農家に発酵方法の指導など農業支援を行った高品質のカカオを使用した、生産から製造まで一貫した、こだわった工程で生産されたBean to Barチョコレートです。カカオの香りと味わいを愉しむというコンセプトのもと、商品化いたしました」
――「ザ・チョコ」の開発段階で、「ミニマル」のチョコレートを参考にしたという事実はございますか?
「チョコレートを開発する上で、国内に限らず、世界各国のチョコレート商品を幅広く調査しています」
――客観的に見て、「ミニマル」のチョコレートと「ザ・チョコ」は似ていると思いますか?
「板状のチョコレートの形状には、各社さまざまな形状があります。当社は長年、さまざまなチョコレート商品、その商品の型を開発してきました。『ザ・チョコレート』は、その歴史とノウハウをつぎ込んだ商品で、口の中に入れたときの香りや味わいの違いを愉しんでいただけるように、ドーム型やギザギザ型などの立体形状を採用しています」