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そして気になる和牛バーガーのお味だが、実際に購入した20代男性は、「とにかく肉がジューシーで食べごたえがあり、味付けも濃すぎないので肉本来のうまみを味わえる。肉好きにはたまらないと思う。これなら1000円払ってもよい」と好感触を示した。
また、20代女性は、「厚さがあるため、少し食べにくい。食べやすいようにカットするなどの工夫がほしかった。また、具がほぼパティのみなのが少し寂しい。もう少しほかの具材も盛り込んで、味にバラエティがほしい」との感想を漏らした。
このほかにも、7月にマックが期間限定で発売した“1000円高級バーガー”「クォーターパウンダージュエリー」も食べたという30代男性は「マックの1000円バーガーは味が濃すぎて、パティと数種類盛られた具も全体的にバランスが取れていない印象があった。それと比べて、今回の和牛バーガーは味付けも上品で具もパティのみなのが、かえってシンプルでよい。また、風味あるバンズも美味しく、具との調和も取れているように感じた」と語るなど、満足げな様子だ。
果たして今回の和牛バーガーがロッテリアにとって新規顧客層開拓、そしてシェア拡大の突破口となるか? 今後の動向が気になるところである。
ロッテリアは1972年2月に設立され、同年9月第1号店がオープン。90年代から経営難となり、2006年に企業再生会社と資本提携した。日本国内では約500店舗、海外では約1100店舗を展開している(13年10月末現在)。
(文=成田男/フリーライター)
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