AIエージェント時代、「強い組織」の答えは経営者・学者・名将の対話から見えてくるか

生成AI、そしてAIエージェントの実装が一気に進んだこの1年で、企業の現場では静かだが後戻りのできない変化が起きている。定型業務の多くがAIに置き換わり、マネジャーの役割は「作業の指示」から「判断と意思決定の質を高めること」へとシフトしつつある。人手不足と人的資本経営への圧力が同時に強まる日本企業にとって、これは避けて通れない経営課題だ。
こうした問題意識を正面から扱うビジネスカンファレンス「知識創造DAY 2026 強い組織の方程式 ─ 新しい時代の組織のつくりかた。」が、2026年7月15日(水)14時から20時まで、東京・京橋のTODA HALL & CONFERENCE TOKYOで開催される。主催はナレッジマネジメントプラットフォーム「Qast」を手がけるany株式会社(東京都千代田区、代表取締役CEO・吉田和史氏)。昨年に続く2回目の開催となる。
経営、学術、スポーツ――異なる畑のリーダーが同じ問いに向き合う
今回のカンファレンスが掲げるテーマは「時代が変わっても強さを失わない組織とは何か」。この問いに、異なる領域を率いてきた3人のリーダーが答えを持ち寄る構成になっている。
基調講演の一つでは、元ソニー社長兼CEOで現在は一般社団法人プロジェクト希望の代表理事を務める平井一夫氏と、経営学者として組織論・戦略論を専門とする一橋ビジネススクール特任教授の楠木建氏が、AI時代におけるリーダーシップの条件を語り合う。もう一つの基調講演には、J1リーグの歴代最多勝利監督としても知られ、サッカー日本代表監督も務めた西野朗氏が登壇し、any代表取締役CEOの吉田和史氏がモデレーターを務める形で、「勝ち続けるチーム」に共通する判断軸をスポーツの現場から読み解く。
経営とスポーツという一見畑違いの2つのセッションを並べているところに、主催者の狙いが透けて見える。組織の強さを支えるのは業界特有のノウハウというより、意思決定を積み重ね、暗黙知を組織の資産として蓄積していく仕組みそのものだ、という仮説だ。
なぜ今、「知識創造」なのか
any社は製造業・建設業・小売業など大手企業を中心に導入が進むナレッジマネジメントサービス「Qast」を展開し、すでに9万8000人以上のユーザーを抱える。同社が今回のカンファレンスで一貫して掲げているのは、「問い」と「暗黙知」を軸に、個人の知識や経験を組織の資産に変えていくという視点だ。AIエージェントがルーティンワークを代替する分だけ、人間側に残るのは「何を問うか」「どう判断するか」という、これまで言語化されてこなかった熟練の勘や経験知だという理解が背景にある。
このイベントの企画を主導した、any株式会社でマーケティング責任者を務めるGrowth Marketerの堀 城斗氏は、開催にあたって次のようにコメントしている。
「このたび、当社2回目の開催となるカンファレンス『知識創造DAY2026』を、2026年7月15日に迎えます。AIエージェントの登場によって働き方やマネジメントのあり方が根底から変わろうとしている今、私たちは『強い組織の方程式――新しい時代の組織のつくりかた。』をテーマに掲げました。元 ソニー 社長 兼 CEO 平井氏、一橋ビジネススクール特任教授 楠木氏、前 サッカー日本代表監督 西野氏をはじめ、各界を代表するリーダーの皆さまとともに、この問いを考え抜く一日にしたいと考えています。
これほど多彩な顔ぶれの皆さまにご登壇いただけること、そして多くの方に参加をお申し込みいただけたことに、心より感謝申し上げます。お一人おひとりの期待に応えられるよう、当日まで準備を尽くしてまいります。
私自身、事業を率いる立場であると同時に、AIが働き方を変えていく時代に組織と向き合う一人でもあります。『これからの組織の強さは、どこから生まれるのか』――簡単に答えの出る問いではありませんが、だからこそ、立場も業界も異なるリーダーの知が重なり合う場から、確かな手がかりが見えてくるはずです。その瞬間を皆さまと分かち合えることこそ、このカンファレンスの最大の価値だと考えています。
ご参加くださる皆さまと当日お会いできることを、心より楽しみにしております」
「答えの出ない問い」という言葉をあえて使っている点は興味深い。ノウハウやフレームワークを一方的に提示するのではなく、参加者自身に考えさせる場として設計されていることがうかがえる。
参加は無料、対象は経営層クラス

開催概要は以下の通り。
イベント名:知識創造DAY 2026 強い組織の方程式 ─ 新しい時代の組織のつくりかた。
日時:2026年7月15日(水) 14:00〜20:00
会場:TODA HALL & CONFERENCE TOKYO(東京都中央区京橋、オフライン開催)
主催:any株式会社
参加費:無料(事前登録制)
公式サイト:https://conference.anyinc.jp/
申し込み:https://conference.anyinc.jp/#register
対象は従業員数100名以上の企業に所属する経営層、経営企画、事業責任者、組織変革・ナレッジマネジメント・DX推進の責任者クラスと明確に絞られている。申込者多数の場合は抽選となる点、講演内容の録画・録音は不可である点も明記されている。プログラムや登壇者の詳細は、開催直前まで公式サイトで順次更新される予定だ。
AIによる業務代替が現実味を帯びるほど、経営の現場で問われるのは「人にしかできない判断とは何か」というより本質的な問いになる。上場・非上場を問わず組織づくりに悩む経営層にとって、平井氏・楠木氏・西野氏という異色の顔ぶれが同じ土俵で語る7月15日は、自社の組織を見つめ直す一つの手がかりになりそうだ。
※本稿はPR記事です。





