H&M、FOREVER21、OLD NAVYなど数々の外国勢が日本上陸に成功し、本格的に展開を続ける昨今。はたして国内チェーンはどのように立ち向かうのか? 秋冬モノが店頭に並び始める季節に向けて、各陣営の動向を追ったニュースを集めてみた。
駅前一等地のユニクロ大型出店でどう変わる? 新宿東口エリア変革の時代 – Fashionsnap.com(7月29日)
東京・新宿の三越アルコット跡地にこの秋、新宿で6店舗目となるユニクロのグローバル旗艦店「ユニクロ新宿東口店」が開店する。売り場面積約1250坪の超巨大ユニクロとビッグカメラが力を合わせることによって、新宿エリア全体の人の流れにも大きな影響を及ぼしそうだ。今年7月の既存店売上高は4カ月連続のマイナスとなる前年比2%減と伸び悩みをみせるユニクロだが、日本最大の繁華街を抑えることによって、復調への弾みをつけたい考えだ。
週末ヒロインがしまラーに!! ももいろクローバーZをしまむらがコーディネート – ガジェット通信(7月14日)
今回しまむらが手を組んだのは、大人気アイドルの「ももいろクローバーZ」。彼女たちが「LAリゾートStyle」「ポップStyle」「ガーリーStyle」の3パターンで、夏〜秋にかけてのコーディネートを提案した。「安かろう悪かろう」で知られていた一昔前ならば絶対にありえない「アイドルとしまむら」という組み合わせ。しかし現在では、メンバーのかなこが「見るだけで楽しくなるしワクワクする」と話す通り、気軽にファッションを楽しめるお店にイメージチェンジを遂げているようだ。
すでに商品紹介企画は終了してしまったが、コレ以外にも益若つばさや、フジテレビのイベント・お台場合衆国とのコラボなど、ほかのファストファッションブランドとは一線を画す企画がしまむらならでは。来シーズンも期待したいところだ。
ファッションサイトがなぜリアルイベントを開催? ZOZOTOWNが提案する、新たな成長戦略 – ダイヤモンドオンライン(8月6日)
約400に及ぶブランドの商品を取り扱う日本最大級のファッション販売サイト「ZOZOTOWN」。9月15、16日に初のリアルイベントとなる「ZOZOCOLLE」を幕張メッセで開催する。気になるその内容は、秋・冬のシーズンに発売されるファッションアイテムの展示会。一般客も入場料1000円で参加することができ、その場で洋服の予約購入も可能だ。2004年のサイト開設から8年、破竹の勢いで急成長を遂げてきたZOZOTOWN。前澤友作社長のインタビューによれば、現在の5倍となる1000万人程度にまでユーザーの拡大ができるだろうと成長のポテンシャルを予測している。