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リクルート、上場で「国内モーレツ営業企業」から「グローバルIT企業」への脱皮なるか

文=福井晋/フリーライター
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 だが、世界のマッチングサービスは「アグリゲート型マッチング」の先を走っている。欧米ではネット上のビッグデータを活用し、個々の消費者に「いつ、どんな情報」を提供すれば購買行動に結びつくか正確に割り出せる「データサイエンスマッチング」の段階に突入しているのだ。わが国でもすでに楽天などネット先進企業がデータサイエンスマッチングへの対応を進めている。

 営業企画力とフットワークで広告料を集めるリクルートの「モーレツ営業」には定評があるが、ネット先進企業はITを駆使してリクルートが目指す地平の次のステージへ進みつつある。上場で調達した資金をいかにうまく活用して、これら企業の仲間入りをするか。「それができなければ、リクルートの今後の成長は難しい」(証券アナリスト)。上場後は「マッチングサービスのパイオニア」とも呼ばれる同社DNAの真価が試されそうだ。
(文=福井晋/フリーライター)

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