この連載企画『だから直接聞いてみた for ビジネス』では、知ってトクもしなければ、自慢もできない、だけど気になって眠れない、世にはびこる難問奇問(?)を、当事者である企業さんに直撃取材して解決します。今回は人気放送作家の林賢一氏が、コンビニのおでんに関する謎について迫ります。
【今回ご回答いただいた企業】
セブン-イレブン・ジャパン様
「秋だ。冬だ。おでんの季節だ。」
とは、正直ならない。
なぜなら、コンビニエンスストアで一年中売っているイメージがあるからだ。
いつからだろうか。秋冬以外にもコンビニにおでんが置かれるようになったのは。勝手な話だが、春までコンビニにおでんがあるようだと、秋冬に売っているありがたみが減ってしまう。
とはいえ、やはり肌寒くなるこの季節には、つい買ってしまう。女心とお客心は複雑である。
ここで1つ、疑問が浮かぶ。
コンビニで、おでん販売期間が昔に比べて長くなっているのは、なんとなくわかるが、これはお店によって違うのだろうか?
それぞれの店長の独自の判断で決めているのだろうか? うーん、気になる。
そこで、セブン-イレブン・ジャパンお客様相談室様に直接聞いてみた。
●おでんの販売期間はいつからいつまで?
「コンビニのおでんの販売期間はお店によって違うのですか?」
担当者 地域性もあり、全国一律ではありません。また、店によって仕込みの量も違いますし、天候に応じて品揃えを変えたりもしています。しかし、今の時期ですと99%の店舗がおでんを販売しております。
–毎年、いつから販売を開始して、いつ終了しているのですか?
担当者 ほとんどの店舗では、ゴールデンウィーク頃に販売を一旦終了して、また8月の下旬から9月上旬より販売を開始しております。やはり「ホット商品」と言われておりますので、温かいものを食べたくなる季節から売り出します。