現役アイドルたちが、効率的に成功するための具体的方法を真面目に考えてみた
「やっぱり野球は外せないので、野球×アイドルとか? 大学の経済学部出身なんですけど、野球×経済の知識×アイドルとかどうですか? 結構難しいですね」(空井)
「アイドルが撮るアイドルのドキュメンタリーとかやってみたいです。アイドル×ドキュメンタリー。でも、これって二番煎じになっちゃう気がして不安です」(石川)
裏方や全体のプロデュースにも興味のあるメンバーが多いのは、「アイドルをつくるアイドル」をコンセプトに掲げるPIPさんらしさですね。しかし、自分の魅力と同じ魅力を持ったライバルが多い場合は、さらにほかの魅力を掛け合わせてみたり、差別化が必要になりそうです。
さて、自分の魅力・ターゲットを明確にしたところで、あとはアプローチあるのみ。PDCAサイクルを回してどんどん挑戦していきましょう。
ここで長いと思われた講座予定時間の4時間半まであと15分。しかしあまりにも盛り上がったため、講師が用意したカリキュラムの半分までしか終わっていません。そこで、講師が残りのカリキュラムで伝えたかったことを15分に短縮し伝えました。
ファンや業界関係者との関係構築の方法
アイドルが人気を獲得する上で欠かせないのが、ファンの方々の応援と、業界関係者からの応援。そこでファンや業界関係者について理解することはとても重要です。講師はファンや業界関係者がどのような人々で構成されているか、どのように関係を構築することが重要であるかを説明しました。また、ファンはどのような過程を経てアイドルファンになっていくのかをマーケティング理論の消費行動論から、そしてファン同士が影響し合っているファン・コミュニティの重要性についても説明しました。
自分の魅力を伝えるメディアについて知る
アイドルが自分の魅力をファンなどに伝える場合、メディアへの理解が不可欠となります。そこで最後にマスメディアやソーシャルメディアの違いを説明し、近年は特に口コミによる魅力の伝播が重要になっているため、アイドルがマスメディア以上にソーシャルメディアを活用する重要性を伝えました。
講座を振り返って
3回にわたってお届けした本企画、最後に経営理論やマーケティング手法を学んでみた感想を生徒であるアイドルたちに聞いてみました。