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2019.03.09 23:56
2019.03.09 21:00
“昭和最後”にして“平成最初”の1989年1月を考察する【第1回】
ジャニーズが東京ドームでカウコンを行わなかった“昭和最後”の正月三が日を徹底検証
日大アメフト部は、絶頂期を迎えていた
アメリカンフットボールの日本選手権「ライスボウル」が、学生代表vs社会人代表の対戦となったのは第37回大会から。昭和64年1月3日に行われたのは第42回大会で、このときは大学代表の日本大学フェニックスが、社会人代表のレナウンローバーズに圧勝している。そしてフェニックスは、ここから絶頂期を迎える。
どれくらい絶頂期だったかというと、以降、ライスボウルを3連覇したほか、平成元年5月には“日本大学創立100周年記念作品”として、『マイフェニックス』という同チームをモチーフにした映画が公開されているのだ。
富田靖子、宍戸開が出演したこの作品、当然、“もっとも多くの社長を輩出している大学”として有名な日大OBがチケットをまとめ買いしてくれることを織り込んだものだと思われるが、残念ながら大ヒットの域には達しなかった。
付け加えるならこの作品では、ライスボウル3連覇時の指揮官・篠竹幹夫氏(をモデルとした人物)を菅原文太が演じているが、例のパワハラ騒動で辞任した内田正人前監督(当時はコーチ)らしき人物は登場しない。
(文=ミゾロギ・ダイスケ)
平成元年5月に公開された『マイフェニックス』(写真は、東映ビデオより発売のVHS版)
●ミゾロギ・ダイスケ
ライター・編集者・昭和文化研究家/映画・アイドルなど芸能全般、スポーツ、時事ネタ、事件などを守備範囲とする。今日の事象から、過去の関連した事象を遡り分析することが多い。著書に『未解決事件の昭和史』(双葉社)など。
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