秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が延期となっている小室圭さんは22日、延期の理由とされる母・佳代さんの元婚約者との借金トラブルについて説明コメントを発表した。
コメント内では、まず金銭問題が起こった経緯について言及。平成24年9月に元婚約者から佳代さんに対して婚約解消の申し入れがあり、佳代さんが「憔悴(しょうすい)した様子を見せて」いたと当時を振り返った上で、次のように説明している。
「母が婚約期間中に受けた支援については清算させていただきたいとお伝えしたところ、元婚約者の方から『返してもらうつもりはなかった』という明確なご説明がありました。支援や慰謝料の点を含めて金銭的な問題はすべて解決済みであることを二人は確認したのです」
「ところが、婚約を解消して1年ほど経(た)った平成25年8月ころ、母は元婚約者の方から交際していた期間に負担した費用の返済を求めるお手紙を受け取りました。婚約解消時の確認事項に反する突然の要求に驚いた母は、専門家に相談してアドバイスを受けるとともに、元婚約者の方と直接お目にかかって、ご要望には応じかねることとその理由をお伝えしました」
小室さんは以上の経緯より金銭問題について「解決済みの事柄であると理解してまいりました」とし、さらに元婚約者が金銭の返済を求めていることについて「私も母もたいへん困惑いたしました。元婚約者の方のご意向を測りかねたからです」と反論。そしてコメントの最後では「私は、現在、米国において勉学に勤(いそ)しむ機会をいただいております。(略)どうか温かく見守っていただけますと幸いでございます」と結んでいる。
今回の小室さんの見解に対して、インターネット上では批判的な意見も多く見られるが、なぜ突然にこのタイミングで発表するに至ったのだろうか。
「昨年11月、秋篠宮さまは会見で『今でも二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、それ相応の対応をするべきだと思います』とおっしゃられ、借金問題の解決が結婚の条件である旨をお示しになられました。来月24日には天皇陛下ご在位30周年記念式典が行われ、いよいよ4月30日の天皇陛下の譲位に向けた動きが本格化するため、小室さんとしては、その前には秋篠宮さまから提示された課題について、なんらかの見解を示したかったのではないでしょうか。
実は、コメント発表の前日、小室さんがかなり衝撃的な内容を発信するのではないかと皇室関係者周辺では取り沙汰されていたのですが、結局、小室さんがこれまで秋篠宮家に説明していた内容と変わらないものとなりました。世間に向けて改めて金銭問題は解決済みだと主張したかったのかもしれませんが、なんの効果もなかったように思えます」(皇室の内情に詳しい関係筋)