本日3月3日は「ひな祭り」ですが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う公立小中高校の突然の臨時休校などに慌てて、頭からすっぽり抜けていたという方も多いかもしれません。
そこで今回は、和食料理店で働く料理人・Aさんの協力を得て、今からでも夕食に間に合う、30分でつくれる“簡単&テキトー”ひな祭りレシピを紹介します。
【適当&テキトーちらし寿司(4~6人分】
(1) 人数分の白米を炊飯器で炊く。
(2) 鍋に以下を混ぜ合わせ、煮る。
・水(1/2カップ)
・酒(大さじ2)
・しょうゆ(大さじ2)
・みりん(大さじ2)
・砂糖(大さじ1~2 ※お好みの量で)
沸騰したら、芯を取り除いて水洗いしたシイタケを4~6枚ほどを入れ、弱火で10~20分ほど煮る。煮詰まったら、シイタケを取り出して、細切りにする。
(3)赤身の刺身、白身の刺身、帆立などお好みの刺身を2~3品、それぞれ2~3cm四方くらいの大きさに切り、以下を合わせた漬け汁に漬けて(ボールなどに入れる)、ラップをして30分ほど冷蔵庫で冷やす。
・酒(1/4カップ)
・しょうゆ(1/4カップ)
(4)錦糸卵は一から卵焼きをつくると手間なので、スーパーやコンビニで売っている出来合いの卵焼きを購入し、細切りにする。または錦糸卵の完成品を売っているスーパーも多いので、それでもよい。
(5)時間がなければ寿司具は以上のみでもOK。余裕があれば、しょうゆ漬けしたイクラ、ボイル海老(または海老そぼろ)、塩ゆでしたスナップえんどう、なども用意。
(6)炊いた白米に、すし酢を混ぜて、酢飯をつくる。すし酢は通常の酢にこんぶ、砂糖、塩を混ぜて煮てつくるのが一般的だが、手間なので、スーパーなどで売っている市販の「すし酢」でOK。大手メーカーの商品なら数百円で購入可能。日持ちする商品が多いので、余っても大丈夫。白米にすし酢を混ぜる際は、できるだけ白米全体に均等に酢が混ざるようにするのが重要。木製のしゃもじ等で白米を“しゅ・しゅ・しゅ”と切るイメージで混ぜていくのがコツ。
(7)出来た酢飯を皿に平に盛り、(2)~(5)の具を乗せる。最後に上から「刻みノリ」があれば、散らす。
「寿司の具は多いほど華やかになりますが、最低限揃えば、ちゃんとした『ちらし寿司』になります。あまり肩に力を入れずに、なんでもゼロからつくろうとせずに、手抜きできるところはどんどん手抜きをするくらいの気持ちで、取り組んでみてください」(Aさん)
(文=編集部)