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2023.06.02 20:25
2016.05.18 00:09
石原結實「医療の常識を疑え!病気にならないための生き方」
なぜ漢方薬はこんなに効くのか!あらゆる病気と痛みに劇的効果、西洋医学の限界
女性の肩こり、頭痛、のぼせ、生理不順・痛、あざなど血の道症に効く漢方薬は「桂枝茯苓丸」「当帰芍薬散」「加味逍遙散」などあるが、どの体質かわからない場合、なめてもらって「旨い!」というのが必ず効く。「女性の冷え、しもやけ、偏頭痛」に効く「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」を体力のある男性がなめると、苦くて吐きそうになる。しかし、それが効く女性は「砂糖みたいに甘いですね」と言うことが多く、驚かされる。
体が要求している間は、食物と同様、自然の生薬からつくられる漢方薬も甘く感じられるのだ。「Good medicine is sweet to the mouth.(良薬は口に甘し)」。
このように体質を間違うと、いくら服用しても「効かない」のが漢方薬だが、体質に関係なく実証の人にも虚証の人にも効く漢方薬がある。
五苓散(ごれいさん)……むくみ、下痢、口渇、二日酔いに
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)……こむらがえり、腹痛に
桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)……腹痛、便秘、下痢に
大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)……便秘に
なお、山芋を中心とする根菜5つを主成分とする「八味地黄丸」は、高齢者の「足腰の痛み、むくみ、しびれ、インポテンツ、目のつかれ、頻尿」などに効く。「老化は足から」といわれるが、人間の足腰に相似する「植物の根」を主成分にしているからだ。
(文=石原結實/イシハラクリニック院長、医学博士)
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